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ラッパーとラップ好き芸能人がタッグを組み二人三脚のフリースタイルバトルで対決する『フリースタイルティーチャー』がABEMAで放送され、お笑いタレントのレイザーラモンRGが、激ヤセぶりが話題にもなったゆりやんレトリィバァに「痩せて俺の妹そっくり」と発言。“ディスらず包み込む”作戦で、精神的な揺さぶりをかけた。
総当たり戦となる第1試合目では、レイザーラモンRGとゆりやんレトリィバァが対決。新型コロナによる自粛期間中に30キロの減量が話題になったゆりやんに対して、RGが自身の身内ネタを披露する予想外の手法で斬りかかった。
ティーチャー・輸入道の指導のもと、死ぬ気で言いたいことを言葉に吐き出す「バイブス」を引き出す特訓に励んできたRGだが、ディスが正攻法のバトルで「ディスらずに包み込んで勝つ」と宣言すると「今日（挨拶したときに）ゆりやんがまた痩せていて、そこに（バトルに勝つ）ヒントがあって……痩せたことを後悔すると思う」とほくそ笑んだ。
一方、ゆりやんはTK da黒ぶちの用意した動画チェックとマル秘ノートで飛躍的にラップ・スキルが向上。持ち前のリズム感覚の良さで頭角を現している。
ラウンド1では先攻のRGが「ゆりやん痩せたな凄い痩せた、けど俺の妹ソックリになっちゃってる」「俺の妹も”ゆり”って言うんだ "ゆり”いつもありがとう」と謎の“妹に感謝ラップ”で精神的な揺さぶりをかけた。
RGの奇襲に対するゆりやんのアンサーは「“ゆり”じゃねぇ 私はゆりやんレトリィバァ。まさにMIC持ってディーバ」と丁寧な韻を踏みつつ「元々あった110（キロ）の体重落とし 今じゃ百獣の王」と体重ネタに自己肯定感を盛り込んだ力強いワードを乗せた。
RGも負けじと妹への感謝を吐き出すように捲くし立てるが、ここでもゆりやんのアンサーが1枚上手。「屁をブーブー ここで出しとけ お前の臭ぇおならが出てるみたいによ」と、ややお下劣なディスでエンタメ感も打ち出し、このラウンドを3-0で完勝した。
この両者のバトルに審査員のAKLOも「ビートへのアプローチがいい“110（キロ）の体重落とし 今じゃ百獣の王”のラインは、RGへのアンサーだったしライムも固くて、正直圧倒したなと思いました」と絶賛した。
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