15日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、第二次世界大戦を体験した俳優の宝田明が若者たちに向けてメッセージを送った。
▶映像:戦争体験者の俳優・宝田明が若者たちにメッセージ(1時間45分頃~)
この日は「8/15終戦記念日 特別企画 宝田明(86)壮絶戦闘体験」と題して、俳優の宝田をゲストに招き、戦争時代のエピソードを聞いた。
竹山が宝田に「戦争とは、なんなんですかね?」と問いかけると、宝田は「戦争とは結局、そうですね……憎しみしか残さないということですね。こっちは自分で聖戦だと思っても、向こうにとっても聖戦なわけです」とコメント。
そして「過去に起きたいろいろなことは消すことはできないんです。現在というものは一瞬のうちに過去になっていくわけで、どんどん過去になっていく。ですから、変わることのできる明日とか、変わることができるのは未来なんです。それに向かって我々は、真摯(しんし)に挑戦をしていかなければいけないな、という気がします」と語った。
竹山は「今日は貴重なお話を聞きましたけれど、もしもまた戦争が起こり、我々がまた誤った道になると、宝田さんが経験したようなことが当たり前に起こってしまうということになります。なので、実際に経験をした方のお話から我々は学びなら、宝田さんがおっしゃるように今後の未来を我々の世代、そしてもっと若い世代で作っていかなければいけないと、思いました」と締めくくっていた。