17日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、『ざんねんないきもの事典』の著者・丸山貴史氏の動物調査への執念を感じさせるエピソードが明かされた。

ネットがないからイスラエルまで動物観察に!? 『ざんねんないきもの事典』の著者の図鑑製作への執念
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▶︎動画:『ざんねんないきもの事典』の著者の図鑑製作への執念

 この日は「大人の自由研究! オモシロ動物SP」と題して動物の生態に詳しい丸山氏と篠原かをり氏をゲストに招き、さまざまな角度から動物に関するトークを展開することに。

 丸山氏は100冊以上を手がける図鑑製作のプロ。『ざんねんないきもの事典』のほかにも『わけあって絶滅しました』などの著書を多数手がけ『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)にも出演している。

 自身は肩書を「図鑑製作者」と名乗っているそうで、企画、制作、執筆などオールマイティに活動。小学生時代は夏休みなどになると、自転車を走らせて近くの動物園に通うほど、動物好きの少年だったという。

 大学卒業後は編集プロダクションで2年ほど働き、その後イスラエルへ。図鑑制作のためにハイラックスという生物の調査をしていたところ噛まれてしまい、エルサレムの病院で入院してしまったこともあったそう。

 あえて現地で調査をした理由について丸山氏は、当時はインターネットもなく、マイナーな動物の詳細な情報を得る手段がなかったため「ちょっと一発、ツチブタやハイラックスとかを調べてみたいなと、じゃあ行くしかないだろ」と一念発起したのだとか。

 長期滞在をするため、知人のツテで砂漠の地で運営しているダチョウ牧場で働きながら調査を開始。最終的には死海のほとりに拠点を移したそうで「毎日ハイラックスを楽しく見ていました」と振り返っていた。

おもしろ生態の動物/ハイエナにはニセちんちん
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