ナスD、過酷すぎる山道の連続…最後の峠は標高5000メートル越え
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 「ナスD大冒険TV」vol.16が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信。この中で、取材班一同が最後の峠越えに挑んだ。

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 ドゥネイ村を出発して12日目。いよいよ旅の最終目的地・ティンギュー集落が目の前に迫っていた取材班だが、そこに行くには標高5051メートルの峠、チョイ・ラを超えなくてはならない。朝食を済ますと一同は荷物をまとめて出発。今日も険しい山道の中、歩みを進めていく。

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 昼食後も同じ様な過酷な山道の連続だ。酸素濃度は54%と空気は薄く、周りの峰々から激しい風も吹き荒む。先を見過ぎても気は遠くなるばかりだ。

 それでも着実に一歩一歩進んでいくとついに最後の峠、チョイ・ラの頂に到着した。この峠を苦労して乗り越えてきた山の民や、その先祖がそうしたように取材班は一旦ここで立ち止まり、今回の旅が無事に進んでいる事を神々に感謝した。

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 峠の頂では祈願旗の“ルンタ”を付けるのが通例。また安全を祈願して米を空へと投げ、「キキ・ソソ・ハーギャロー(神に勝利あれ)」というこの旅ではお馴染みのフレーズも響き渡った。

 最後の峠、チョイ・ラの先は、今回の最終目的地である最奥の集落ティンギューだ。ナスDと共に旅をする元テレビ朝日・ディレクターの大谷映芳氏は峠からの眺めに「良かったです。すごい、(ダウラギリ連峰)全部の山が見える。後はもうずっとこの谷を下っていくだけ。最後の5000メートルの峠の頂、無事に来られて良かったですね」と感慨深げに語ると、ナスDも「そうですね」と同調していた。

(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)

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