2020年10月より放送がスタートする連続ドラマ『24 JAPAN』より追加キャストが発表された。
アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が凶悪なテロ事件と戦う姿を描き、2001年に放送を開始するや、《1シーズン(全24話/24時間)をかけて1日の出来事をリアルタイムで描く》革新的なスタイル、そして《スピーディーかつスリリングな展開》で視聴者を圧倒した世界的大ヒットシリーズ『24』(邦題:『24-TWENTY FOUR-』)。2020年10月、テレビ朝日が20世紀FOX社と手を組んで制作する初の日本版リメイク『24 JAPAN』では、オリジナル版のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生への期待が高まる総選挙当日の24時間を克明に描写。主演・唐沢寿明が演じる日本版ジャック・バウアー=獅堂現馬(しどう・げんば)が、仲間由紀恵演じる日本初の女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら)の暗殺計画を阻止するという極秘任務に挑む。
そして今回追加キャストが発表された。片瀬那奈やでんでんをはじめとする指折りのキャスト陣、そして上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀ら注目の若手俳優たちが、さまざまな角度から現馬を撹乱する登場人物を演じる。
《謎の美女》片瀬那奈に、《闇の情報屋》でんでん…怪しげな人物が物語をかき乱す
第1話から《謎の美女》として登場し、視聴者の度肝を抜くのが…片瀬那奈演じる氷川七々美(ひかわ・ななみ)。東京へ向かう飛行機の中に姿を現し、とんでもない色気と大胆不敵さで物語をかき乱す《要注意人物》だ。彼女は一体何者なのか…!?数々の修羅場をくぐり抜けてきた現馬すらも動揺させ、冒頭から物語を激震させる《謎の美女》を、片瀬がミステリアス&ダイナミックに演じる。
そんな中、運命の総選挙当日を迎えた麗の周辺でうごめくのが、でんでん演じる闇の情報屋・上州(じょうしゅう)。彼は麗から政治生命と家族を脅かす《ある裏情報》をもみ消すよう依頼されるのですが、その情報とは何なのか…!? 闇の情報屋だけに、どこの誰と繋がっているか計り知ることができない上州――。そんな不気味な存在に、でんでんが怪しい魂を吹き込みながら、暗躍していく。
また、暗殺計画阻止の極秘任務と同時に、現馬が直面するのが娘・獅堂美有(桜田ひより)の誘拐事件。美有と共に夜遊びに出掛けた娘・函崎寿々を心配し、現馬の妻・獅堂六花(木村多江)と行動を共にするのが神尾佑演じる函崎要吾(はこざき・ようご)です。六花と共にその行方を探し回るが…!?
さらに、七々美を軸に浮かび上がる男たちの存在にも警戒が必要だ。その一人が高橋和也演じる正体不明の男・神林民三(かんばやし・たみぞう)。裏社会で生きる神林の動向によって、物語は次々と急展開を迎える。そして警戒すべきもう一人は、機内で七々美と急接近する国際的なカメラマン・皆川恒彦(みながわ・つねひこ)。前川泰之が演じる皆川は、麗を取材するため東京へ向かいますが、その先には《天地動乱の展開》が待ち受けていて…!?日本の未来を左右する麗の暗殺計画に関わるテロリストは、この中にいるのか…。はたまた、全員まったく関係のないスケープゴートに過ぎないのか…。複雑に絡み合った謎の真相を現馬が解き明かす。
現馬らCTU&麗の暗殺計画に揺れる朝倉陣営にも、気になる人物が多数出現
全24話=24時間を通して怒涛の展開を見せ続ける『24 JAPAN』には、ほかにも気になる人物が多数登場! 友人でもある麗の《絶対知られてはいけない過去》を暴こうとするニュースキャスター・山城(やましろ)まどかを演じるのは櫻井淳子。さらに、麗の義母・磯村滋子(いそむら・しげこ)には水野久美、麗の優秀な秘書・秋山昇(あきやま・のぼる)には内村遥、麗を警護するSPの責任者・金田一忠(きんだいち・ただし)には天野慶久、現馬らの極秘任務に協力するCTU第2支部の暗号解読係・マイロには時任勇気が扮し、各々の立場で《任務》を遂行していく。
上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀が『24 JAPAN』に瑞々しいパワー&緊迫感を全力注入!!
また、暗殺計画の阻止と並行し、現馬の心をかき乱すのが…現馬の娘・獅堂美有(桜田ひより)が誘拐される事件。第1話では大事件に巻き込まれるとはつゆ知らず、こっそり夜遊びに出掛ける美有だが…。実は、美有を誘い出したのは、柳美稀が演じる親友・函崎寿々(はこざき・すず)!『動物戦隊ジュウオウジャー』で女優デビューし、『賭ケグルイ』シリーズで狂いきった超個性的なキャラクターを演じている柳が、今回は派手で奔放な女子を熱演。なんと、犬飼貴丈を相手に自身初となるベッドシーンにも果敢に挑戦する。
そして、寿々の夜遊び仲間が、上杉柊平が演じる長谷部研矢(はせべ・けんや)と、犬飼貴丈が演じる鮫島剛(さめじま・ごう)。今年だけでも映画『サヨナラまでの30分』など話題作に多数出演している上杉は、ストーリーが進展する中で複雑な心情を抱えるようになる研矢を繊細に演じる。一方、『仮面ライダービルド』(2017~2018年)でテレビドラマ初主演を務めて以降、演技の幅を広げてきた犬飼は、明るくも身勝手な剛を怪演。
オリジナル版『24』でも大波乱を巻き起こしたパートを注目の若手俳優陣が全力で体現!日本版での黒幕は誰で、その狙いは何なのか…。そして怪しげな事件に巻き込まれた若者たちの運命は…!? 裏切りの展開が続く《もうひとつの大事件》の行く末をぜひ最後まで見届けたい。
片瀬那奈(氷川七々美・役)コメント
オリジナル版の『24』は日本でも大旋風を起こし、私の周りは全員見ているという状態でした。でも、私は当時ちょっと天の邪鬼で、すごく気になっていたにもかかわらず「こんなに流行っているなんて…出遅れた!」と思って、見たことがなかったんです(笑)。今回、日本版への出演が決まったのを機に見たら、19年前の作品とは思えないほど、色褪せない作品で…!海外ドラマの流行の先駆けとなった作品ならではの醍醐味があるドラマだな、と感じました。こんなに素晴らしいドラマに関われるなんて、非常に光栄で、純粋にうれしかったです!実は、日本版のジャック・バウアーは誰だろう…と想像したときに、真っ先に浮かんだのが唐沢寿明さんでした。唐沢さんはどの作品でも役作りが完璧で、本番ギリギリまで楽しいお話をされるような余裕もある方。唐沢さんとご一緒する現場は、楽しさの中に緊張感もあるので、とても刺激的なんです。でも、今回は残念ながら、現場ではお会いできなさそうで…。もっと近くで唐沢さんを見たかったです!私が演じる七々美は物語の冒頭から“スゴいことをやってのける人”なので、芝居でもなかなかできないような貴重な経験がいっぱいできますし、ワクワクしています。演じているときは「見てろよ!」という気持ちで、とにかく唐沢さんがキーッとなるような芝居を心がけています(笑)。「これはもう、一生のうちに二度とできない役かもしれない!」と噛み締めながら、日々演じています。
でんでん(上州・役)コメント
オファーを受けたときは、世界的な人気シリーズの日本版に参加できて、うれしいなと思いました。ただ、情報屋の役ということで、自分の周りにモデルがいないんですよ。それで、困ったなぁ…と。相手のことは知ってるんだけど、自分のことは誰も知らない“謎の人間”を演じるにはどうしたらいいのかなぁ…と考えながら、ぼちぼち演じています。あまりしゃべると、謎じゃなくなるので、役の話はこのへんで(笑)。とにかく今回はコロナ騒動の影響で、実際の撮影に入るまでに稽古する時間がたくさんあったので、今まで出た作品の中で回数的にはベスト3に入るくらい、ひとりで歩きながら稽古しました。おかげでセリフが自分の体の中に染み込んでいるので、演じていても楽しいですね。唐沢寿明さんとは以前、他局のドラマでご一緒したことがあるんですよ。そのときにいい人だなぁと思いましてね。 『24 JAPAN』の主人公を唐沢さんが演じると聞いて「よく見つけたな!」と。人が良くて、正義感があり、家族思いで…もうピッタリだと思いましたね! どうやって決めたのか気になりました。今回は仲間由紀恵さんとの絡みが多いんですけど、彼女と久々に再共演して「迫力がある女性だなぁ」と、以前は感じたことのなかった第一印象を持ちました。今までにない女性の迫力でしたね! 体全体からグッと出る圧みたいなものを感じて、「すごいなぁ。素晴らしい女性だなぁ!」と思いました。今後の撮影も楽しみです。
上杉柊平(長谷部研矢・役)コメント
『24 JAPAN』への出演が決まってから、オリジナル版の『24』を全部見ました。それ以前も深夜の再放送などをポイントでは見ていましたし、“海外ドラマの流行の先駆け的作品”という印象が強かったので、日本版が制作されると聞いたときはビックリしました。なにせオリジナルの『24』は銃社会がベースになっているし、描かれている家族の関係にしても、すごくアメリカ的なドラマだなという印象だったので「日本版はどんな感じになるんだろう!?」と、とても興味が湧きました。僕たちが出演するシーンは、第1話から急展開して、その後ずっと緊迫感が続いていきます。でも、舞台裏ではみんな和気あいあいとしていて、ほかの3人が僕だけしてないゲームの話をして、勧めてくれたりしています(笑)。撮影現場はすごく楽しいです。
犬飼貴丈(鮫島剛・役) コメント
小学生の頃にずっと、母親と一緒にオリジナル版の『24』にハマって、全シリーズを見ていたんです。『24』は誰もが知っているドラマですし、自分も日本版に出演できると聞いたときは、真っ先に「日本でやるんだ!」って驚きました。しかもそのとき、僕は勝手にCTU(テロ対策ユニット)のメンバーを演じるつもりになっていたんですよ。それで「おっ、誰だ?」とワクワクしながら話を聞いたら、CTUのメンバーじゃなくて「アイツじゃん(笑)」と。でも、うれしかったですね!実はクランクインの日からいきなり、柳美稀さん演じる寿々とのベッドシーンの撮影だったんです。気まずかったですね(笑)。僕らのシーンは全編を通して、シリアスな雰囲気が続くので、演じているときはヘビーなんです。でも、撮影合間はみんなとっても明るい! おかげで何とか心のバランスを保ちながら、撮影に臨めています。
柳美稀(函崎寿々・役) コメント
オリジナル版の『24』はもちろん見たことがありました。私が見ていたのは要所要所で、フルで見たことはなかったんですけど、そんな中でも「CTU(テロ対策ユニット)がカッコいいなぁ!」と思っていました。なので、今回の日本版でもCTUのセットの中でお芝居をしたかったんですけど、私が演じる寿々のストーリーは全然違う場所で進んでいくので叶わず…。今度セットだけ見学しに行こうと思います(笑)。私たちのシーンには銃を構えたりするような『24』感はないんですけど、別の緊張感があるんです。特に、寿々は「ホントやめてほしい!」と思うくらい(笑)、ずっと追い詰められるんですよ。しかも、撮影初日から犬飼さんとベッドシーンを撮影することになって…! ベッドシーンに挑戦するのは初めてだったので、ちょっと照れました。でも、撮影合間はみんなでゲームの話で盛り上がるなど、とても仲がよくて楽しいです!
なお、『24 JAPAN』は地上波放送だけにとどまらず、「ABEMA(アベマ)」と「TELASA(テラサ)」の2つのプラットフォームで全話見逃し配信。地上波放送では見られないオリジナルストーリーを含んだ配信スペシャル版での独占配信となる。
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