映画『弱虫ペダル』の公開御礼舞台挨拶が8月25日、丸の内ピカデリーで行われ、永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、坂東龍汰が登壇した。
映画を観終えたばかりの熱気冷めやらぬ会場の雰囲気の中、永瀬は公開後の反響について聞かれると「周りの人からの反応も良くて何回、観ても楽しめる!と言ってもらえて嬉しいです!」と笑顔。
本作が本気で自転車競技に挑む姿がカッコイイ!と話題になっていることからお互いが思う、カッコいいシーンについて話すことに。伊藤のカッコいいシーンについて聞かれた永瀬は「ドリンクのボトルを思いっきり投げるところです!」と話すと、「わかってるねえ~!」と嬉しそうな伊藤。ボトルの蓋の外れ方や、水の飛び出る範囲など緻密に計算して撮影に臨んだシーンであることを明かした。一方の伊藤は永瀬のカッコいいシーンとして落車後の100人抜きのシーンを挙げ、「敵を追い抜きたいという感情よりも、仲間に追いつきたいという一生懸命な姿がカッコよかった」と語った。また伊藤のカッコいいシーンについて聞かれた坂東は隊列を組んで走るシーンを挙げ、セリフにはなっていないものの、先頭で懸命にチームを引く鳴子に「鳴子、大丈夫か!?」と伊藤が励ましの言葉をかけていたという裏話を披露。さらに続けて「健太郎君の優しさが詰まっているシーンだと思いました!」と力説された伊藤は「営業妨害!キャラが壊れるからやめて!恥ずかしい(笑)」 と苦笑いしながら答えた。
さらにここで、本日8月25日が ‟川柳発祥の日“ ということで「弱虫ペダル」川柳選手権と称し、3人には「青春」をテーマに五・七・五で一句詠んでもらうことに。司会者から一番イマイチな川柳を詠んだ人には苦い”センブリ茶“を罰ゲームとして飲むことが明かされると永瀬は「普通こういうのってご褒美じゃないんですか!?罰していくスタイルですか!」と不満そうな表情を浮かべた。
以下、3人が発表した川柳(発表順、コメントあり)
坂東:赤い山 汗がふき出る ケイデンス
(※ケイデンスとは…自転車を漕ぐときのペダルの回転数のこと)
「鳴子の赤と、夕焼けで赤く染まる山を掛けました!自転車で必死に上っている姿を『汗がふきでる ケイデンス』に込めました。また『ケイデンス』は坂道のイメージ、『汗がふき出る』には汗が沢山出るほど暑い“青い”空に、今泉の青を掛けています。」
伊藤:青春を 弱虫ペダルで もう一度
「ラジオをやっているときも良く五・七・五でって言われるんですけど苦手なんですよ! 五・七・五って何ですか!?」
永瀬:プール後の 塩素の匂いと 夏の風
「分かってもらえる情景だと思います。プール後って塩素の匂いがすごかったり…窓を開けてたら夏の匂いがするじゃないですか。それをイメージしました。」
ストーリー
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・
小野田坂道(永瀬廉)。あることをきっかけに、自転車競技部に入部することになった坂道は、
自転車選手としての思わぬ才能を発揮することになる。坂道の良き仲間で期待の新人エース・今泉俊輔(伊藤健太郎)や、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めて出来た「仲間」とともに、レースで走る喜びを見出していくー。
誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したりー。
あなたもきっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、今年一番熱い青春ストーリー!
(c)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (c)渡辺航(秋田書店)2008