次世代K-POPアーティスト誕生の過程を描く観察型リアリティー番組『I-LAND』#8が8月21日(金)ABEMAにて放送された。パート2で初めての脱落者が発表され、涙の別れとなった。

▶映像:「ソロアーティストかよ!」過酷すぎるBTS楽曲テストでメンバー間に亀裂も!?そしてパート2初の脱落者が決定、選ばれたのは…

「ソロアーティストかよ!」過酷すぎるBTS楽曲テストでメンバー間に亀裂も!?そしてパート2初の脱落者が決定、選ばれたのは…
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 『I-LAND』は、CJ ENMのコンテンツ制作能力と、BTSTOMORROW X TOGETHERを生み出したアーティストプロデュース力を持つBig Hit Entertainmentが、次世代K-POPアーティストの発掘と育成のために2019年3月に設立した合弁会社BELIFT LAB(ビリーフラボ)の最初のプロジェクト。舞台となるのは外部から遮断されたハイテクシステム搭載の巨大な建物「I-LAND」で、理想のアイドルを誕生させるために3年間の企画と製作期間が投じられた。「トレーニングから生活、そしてステージ」をも可能とするこの建物の中で、世界各国から集まった志願者たちが、生き残りをかけた真剣勝負を繰り広げていく。パート1では、サバイバルの行方を別部屋から見守るプロデューサーを歌手のRAIN、ZICO、パン・シヒョクの3人が、ストーリーテラーを俳優のナムグン・ミンが務めてきた。

3つのユニットに分かれての練習、メンバー間で亀裂も…?

 前週から始まったパート2では、12人に絞られたアイランダーたちの中から、2020年にグローバルアイドルとしてデビューできる7人が決まる。4回のテストが行われ、1&3回目のテストはプロデューサーの選択、2&4回目のテストはグローバル投票で個人点が決定。デビューするためには、全てのテストを生き残らなければならない。また全てのテストで1位から12位の個人結果が公開され、最下位のアイランダーは容赦無く脱落。パート2は本格的なデビュー戦となるため、徹底した個人間の競争が行われることになる。さらにパート2からは、デビュー組を象徴するバッジも登場。1位から7位のアイランダーはこのバッジを胸につけることができる。

 最初のテストは、12人のアイランダーが3つのユニットに分かれてステージを行うことになった。個人点の合算が最も高い1位のユニットは脱落が免除。つまり、もし1位のユニットメンバーに最下位のアイランダーがいたら、次に低かった順位のアイランダーが脱落することになる。今回のテストを評価するのはプロデューサー陣。脱落者は一人だ。課題曲はBTSの『FAKE LOVE』『DNA』『I NEED U』で、それぞれタキ、ケイ、ヤン・ジョンウォンをユニットリーダーに、以下のメンバーで闘うことになった。

『FAKE LOVE』

タキ、イ・ヒスン、パク・ソンフン、キム・ソヌ

『DNA』

ケイ、ハンビン、ジェイ、ニキ

『I NEED U』

ヤン・ジョンウォン、ジェイク、ダニエル、イ・ゴヌ

 テスト本番に向け、早速パート決めと練習を始める各ユニット。『DNA』チームはニキが誰にも言わずにアドリブダンスを入れたことにケイが気づき、「ソロアーティストかよ」「自分のことしか考えちゃだめ。そういうのをやるならちゃんと言わないと」と説教される場面もあり、不穏な空気も。三曲の中でもっとも難しいと言われる『FAKE LOVE』のチームは「全パートに高音パートがあるから大変」「他の二曲だったら楽だった」と改めて自分たちの課題曲の難しさを噛み締める。またリーダーのタキはこれまでリーダーをやったことがなかったため戸惑う部分も。練習を重ねる中でリーダーのタキが一番遅れを見せ始め、ヒスンも「タキが一番心配。今だとライブは考えられない」と不安を明かしていた。『I NEED U』チームも自分たちの練習動画を見て改善を繰り返す。中でも自信がないというダニエルは、一人練習に励む場面も見られた。

「本当に深刻」「一番下手」プロデューサー陣からが厳しい言葉が

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 そんな中、I-LANDにプロデューサー陣が視察に。早速『DNA』チームから皆の前でこれまでの練習成果を見せると、プロデューサー陣からは「まあまあ」と上々の評価が。『FAKE LOVE』チームには、「バッジをつけてる子が3人もいるね」とプロデューサー陣からも期待されていたが、パフォーマンスを見るとため息をつき、「本当に深刻。よくない。準備していないのが見える。それは表情からもわかる。何を伝えたいの?」「そしてタキ。一番下手。あなたはここでバッジもないし、リーダーだし、とにかく自信がなさそうなのが見える。テンポについてってない。それではバッジはあげられない」とチームにも、そしてリーダーのタキにも厳しいコメントがでた。

 落ち込むタキを励ます仲間たち。ヒスンがタキの肩を抱いて別の場所に連れて行き話を聞くと、「チームメンバーに申し訳ない。リーダーは正直怖い」と苦しい胸の内を明かすタキ。そんなタキにヒスンは、「(リーダーは)初めてでしょ? 大丈夫だよ。うまくできるよ」「誰も何も言わないよ。君がリーダーなんだから。僕がいるじゃない」と励ましていた。そして4人で集まるとヒスンは「今日は叱られて良かった。進み具合は今は遅いけど、最後まで行けばいい。頑張ればいい」と改めてステージに向けて皆を鼓舞し、気持ちを一つにしていた。

かつてない緊張感に包まれ始まったBTSテスト

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 そしていよいよ第一回目のテスト「BTSテスト」本番の時がきた。前回、グローバル視聴者の投票で12人のランキングが決まっていたが、今日、プロデューサーの評価でその順位が再調整される。現在1~7位のアイランダーは一度バッジを返納し、新たに最下位となった者は脱落者としてI-LANDを去ることになる。パート2では“I-LANDを去る”=“家に帰る”ということだ。個人点は100点満点で評価され、個人の合計点が最も高いユニットは脱落から免除される。テストは『DNA』チームから始まった。

 『DNA』チームはダンスが得意な子たちが揃っているとプロデューサー陣からも前評価があったが、パフォーマンスを終えると「爽快感がある」「ダンスがうまいメンバーなのでエネルギーもあった。爽快だった。改善された姿が嬉しかった」「あとはもっとナチュラルな表情が出た方がいいと思う」との評価で、結果は287点。

 次は『I NEED U』チーム。ここはボーカルとダンスのバランスが取れたチームだ。練習中は表情を指摘されていたが、ステージを終えた後のプロデューサー陣からは、「キラキラしてた」「ジョンウォンがこの曲に合っている気がした。ギャップに驚いた」「歌とダンスはパート1の時よりも上達している。皆、努力したことに感謝します」「残念だったのは、この曲はすごく切ない曲なんだけど、(見ていて)パワフルな面ばかりで怖かった。BTSがこの曲をどう解釈していたかをもっと研究して臨めばよかったかなと思う」との評価で、点数は275点と『DNA』チームを越すことはできず、この時点で免除権は得られないことが確定に。

 最後は『FAKE LOVE』チームだ。練習中は、否定的なフィードバックを受けて萎縮していたタキのメンタルを心配し、ヒスンが自らタキに細かく練習をつける場面も。事前では「一番心配」「一番難しいステージだと思う」とプロデューサー陣からも言われていたが、ステージが終わるとパンプロデューサーも「正直、I-LANDの番組を始めて以来、このステージは本当に良かった。本当によくやってくれた」と絶賛。「ヒスンは今日、少なくとも君が本当にできることを見せつけてくれた。本当に立派だった」「(審査は)理性的な評価をしていたけど、ある瞬間、自分を忘れてステージを楽しんでいた」「ソヌがこういう感じも出せるのが驚きだった」「ソンフンもゆとりが感じられて成熟した感じがした。良かった」と高評価が続いたが、「タキはいつもすごく上手い時とそうでない時の差が激しいと思う。今回のステージのようだとちょっと厳しい。もう少しうまくやる必要がある」と厳しいコメントが出てしまった。結果は306点で最高点となり、脱落免除権利は『FAKE LOVE』チームが勝ち取った。

最下位のタキは泣き崩れ…タキの代わりにゴヌがI-LANDを去る

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 そしてプロデューサーがつけた各人の評価ランキングが発表された。

1位:イ・ヒスン(93点)

2位:ヤン・ジョンウォン(81点)

3位:パク・ソンフン(79点)

4位:ケイ(78点)

5位:キム・ソヌ(77点)

6位:ジェイ(74点)

7位:ジェイク(70点)

8位:ニキ(69点)

9位:ハンビン(66点)

10位:ダニエル(64点)

11位:イ・ゴヌ(60点)

12位:タキ(57点)

 最下位であることが先に発表されたタキは今回脱落を免除されるため、「11位の人に申し訳ない。どうしよう」と泣き崩れていたが、11位は『I NEED U』チームのゴヌで、パート2初めての脱落者となってしまった。「今の道で止まらず成長し続けて、いつかはもっと高みに行きたい」と涙を見せながら今の気持ちを伝えるゴヌ。パンプロデューサーから「これで最後ではない。音楽への夢を諦めなければ必ずチャンスは来ると思います。挫折せずに、これを忘れないで」と励ましの言葉を受けると、感謝の言葉を述べ、I-LANDを去っていった。

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 生き残りをかけた次のテストは、グローバル視聴者の投票で脱落者が決まる。果たしてどんなテストが課されるのか。『I-LAND』#9は、8月28日(金)よる11時~日韓同時・独占無料放送。

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