“退所連鎖”に揺れる芸能事務所・オスカープロモーションで8月末にも退所者が続出した。
女優の剛力彩芽、堀田茜、紫吹淳、福田沙紀が8月末をもってオスカープロモーションを退所。「この退所連鎖はどこまで続くのか」と話題になっている。
日刊ゲンダイ芸能編集部長・米田龍也氏は「草刈民代さん、長谷川潤さん、ヨンアさん、岡田結実さん。それに看板女優の米倉涼子さんが辞めたのが最大のポイント。まだまだ辞めると言われている」と話す。
退所が続く理由については「問題はタレントやモデル、女優だけじゃなくて、ベテランのスタッフが辞めているのが一番の問題」「仕事のできる中堅社員がタレントを連れて別の事務所に独立する。引き抜きみたいな形で移動することがいま起きている」と指摘する。スタッフは何に不満を抱いて辞めるのか。「とにかくコストカット、経費削減。接待交際費とか経費をバッサリ切っちゃった。役員クラスですら0円だっていうから、これは結構辛いよね」と、その内情を語った。
オスカープロの今後については「(所属タレントが)どんどん辞めるということは、売り上げが下がるということ」「古賀社長という名物社長がいたんだけれど、彼がオスカーを立ち上げて“モデル帝国”と呼ばれる規模のプロダクションを築いた。帝国と言われていたものが段々縮小していって、最終的には“古賀商店”くらいにまで小さくなるんじゃないかと言われている」と話し、「残る看板タレントでいうと、上戸彩さんと武井咲さんと菊川怜さん、それぐらいじゃないかという声も上がっている」とした。
そんな中、推定年収が2億円を超えるとも言われているオスカープロ所属の藤田ニコルがInstagramを更新し、今にも泣きだしそうな表情の写真を投稿。一部ネット上では「何か意図があるのでは」と話題になっている。
このタイミングで泣き顔の写真を公開した藤田の真意として『オスカーからの退所者が多くて悲しんでいる』『自身もオスカーに不満があるからその現状を嘆いている』などと挙げるネット上の推測に、米田氏は「あまり関係ない気がする」とした。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)