ナスD、天空のヒマラヤ部族に取材交渉…差し出したのは?「近寄ったら危ないやつ」
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 「ナスD大冒険TV」vol.18が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信された。

【映像】徳川家康の好物だった?! ヒマラヤで出会ったチベット族の主食“ツァンパ”(17分ごろ~)

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 ドゥネイ村を出発してから13日目、ついに旅の最終目的地のティンギュー集落に到着した取材班。滞在2日目も取材班は村とは距離をとった場所にテントを構えている。というのも今回の旅の目的は荷物や食料の運搬で、2カ月後に訪れる冬の取材の為の下準備だからだ。取材班も焦って村人たちと距離を縮めようとは思っていない。

 厳冬期~越冬のドルポは命の危険も伴う環境だ。外界との関係は完全に絶ってしまっていて、25年間この地を訪れ続けているという、ナスDと共に旅をする元テレビ朝日・ディレクターの大谷映芳氏も冬には訪れたことがないという。そんな中、取材を受けるのは村人たちにも多大なリスクがあるため、交渉は重要となる。

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 そこで冬の取材に向けての「ご挨拶」を兼ねて用意されたのが、年老いた1頭の巨大なヤク。実はこの日、取材班はティンギュー集落の方から、老いて衰えたヤクを1頭購入していた。現金で協力費を渡すのは現地への影響が大きすぎるため、このヤク肉を村人皆で分け合ってもらい親睦を深めていくという。ティンギュー集落でもヤクを解体するのは1年に1回程度の珍しいことで、大谷氏は「11月頃に、家族単位ぐらいで一頭を潰して、干したりして乾燥肉にして1年分の食料にします」と解説した。

 ナスDは10歳だというオスのヤクを見て「デカいですよね。500kgくらいあるのかな? 肩が盛り上がっててて、足が短くて、目が大きくて牛とはやっぱり違いますね」と感想をこぼしていた。それから「今はおとなしくしているけれど、あまり近寄ったら危ないやつですよね?」と大谷氏に質問すると「うん、あんまりね。まぁツノがないから打撲傷くらいじゃないかな」と返事が。これにナスDは「絶対嫌なやつですね(笑)。一生(傷が)残るかもしれない」と笑った。

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 ゆっくりじっくりと村人との関係性を作っていく取材班。すべては冬のドルポを取材するため。次回の「ナスD大冒険TV」でも、そんなヒマラヤ最奥のティンギュー村の生活に迫っていく。

(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)

【映像】最奥の集落ティンギューで天空のヒマラヤ部族と出会った 編
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