飼育員も気付かないうちに誕生した、カメの赤ちゃんが公開されている。
生まれたばかりの「ヒョウモンガメ」の赤ちゃん。静岡県の動物園「iZoo(イズー)」の飼育員が先月30日の夕方、展示場内を歩いているのを発見した。
この動物園では親ガメが誤って卵を傷つけないよう、孵卵器に入れ人工ふ化をさせている。そのため、飼育員は歩いている姿を見て初めて赤ちゃんの存在に気が付いた。
「今回、自然の温度で孵化してしまうってことが起きているので、掘り起こす手間をかけて(人工孵化)するより、より自然に孵化して元気な子が生まれるならその方がいいなと感じた」(iZoo・白輪剛史園長)
赤ちゃんカメの甲羅の長さ甲長はまだ「3.5センチ」ほど。ヒョウモンガメは最大「75センチ」にまで成長するそうで、大きくなるまでは25年もの年月がかかるという。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)