現在生放送中の『7.2 新しい別の窓 #30』(ABEMA)で、香取慎吾が草なぎ剛の最新主演作を観て「役者を辞めようかと思った」と発言する場面があった。
この日、番組には草なぎ主演作『ミッドナイトスワン』に出演している水川あさみ、真飛聖が登場。同作のティザー映像が流れると、3人は「撮影の頃を思い出すね」と微笑み合っていた。すると突如、香取から「いや本当に素晴らしかったですよ。僕はちょっとやばかったです。今も思い出すと涙が」と堰を切ったように語り出した。
それから「InstagramやTwitterにも書いたんですけど、僕はお芝居を辞めようと思いました。作品全体もそうですし、草なぎ剛って俳優も昔から好きなんですけど、ちょっと素晴らしすぎて…。SNSには『辞めないけど』と補足したけれど、観たその日は“辞めよう”で1日を過ごさせてもらったくらい、こんなに素敵な俳優さんがいるなら自分なんてもういいやって思っちゃった。作品全体も本当に涙が止まらなかった」と溢れる気持ちを言葉にした。
その上で香取は「皆さんには映画なので、やっぱり何回も観て欲しいけれど、僕はもう観られない。申し訳ないけれど、僕は一生観ないと思います。色んなものが重すぎて、ストリーもそうだし、出演者の皆さんの演技にも打ちのめされすぎて…。ずっと泣いていたもん」と語ると、稲垣は「なかなかそこまでの感想言ったことないよね? 洋画も邦画も含めて」と驚いていた。これを受け草なぎも「ずっと近くにいた慎吾がそう言ってくれると、すごく説得力あるし、うれしい」と伝えていた。
『ミッドナイトスワン』は9月25日から全国ロードショー。