「みんな一緒にバズりたい、売れたい」若手芸人5人の共同生活“キモシェアハウス”
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 「みんな一緒にバズりたい、売れたい」。そんな思いから去年12月、シェアハウスでの共同生活をスタートさせた、事務所が異なる5人の若手芸人。令和版“トキワ荘”かと思いきや、仲間内では“キモシェアハウス”と呼ばれているそうだ。「ちょっとキモい人を集めたいなっていう欲求があって、仲良い先輩とか後輩で、ちょっと気持ち悪いやつを集めた」(リーダーで、お笑いコンビ「ガクヅケ」の木田」。

・【映像】バキバキ童貞でバズったお笑い芸人とシェアハウス

「みんな一緒にバズりたい、売れたい」若手芸人5人の共同生活“キモシェアハウス”
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 実は5人のうち、お笑いコンビ「フェー」を解散したばかりの篠原は、7月に始めた「レンタルぶさいく」がバズり、初ツイートにいいね!が4万件もついたのだという。「木田と舎弟のならたと3人で“ぶさいくだけで会社を作ったら面白いんじゃないか”という会話をしていて生まれたサービス。このシェアハウスがなかったら生まれなかった。内容としては、イケメンでは緊張してしまうデートの練習相手とか、合コンの引き立て役とか、そういったものを請け負わせていただく。1回目のツイートで、30件くらいのDMが来た。需要あるなと思った。今は交通費のみで承っているので、全然稼げている段階ではない。でも、売れたら5LDKに引っ越して、全員に一部屋ずつ与えられるように頑張りたい」。

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 もう1人、お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃは、街頭インタビューで発した「バキバキ童貞です」という発言が話題に。「バズりたくてバズったというよりも、童貞の方を探しているという街頭インタビューで思わず言った“バキバキ童貞です”がネットで見つかってバズった」。その効果は意外なところからも。「AV界の人は童貞が欲しくてしょうがないらしい。AV女優の方から“一緒にYouTubeやってもらえませんか”とか、AV男優の方にからは”腰の振り方を教えたい”とか。依頼が来る」。

 これについて、AV女優の紗倉まなは「作品内で“バキバキ童貞です”というフレーズが流行って、私も使われているのを聞いた。影響力がすごい」と証言する。ぐんぴぃ自身は、童貞を卒業する予定はないのかとの質問に「シンプルに、モテたいのだが…」。

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 未だバズれていないリーダー・木田は「この家は僕がピックアップしたセレクトショップという感覚なので嬉しい。もっとキモくして、もっとバズりたい(笑)」、ならたは「悔しいっていうよりは追いつかないとな、みたいな焦りが強い。こうやって出られているのも、同居人がバズっているおかげなので、僕は周りの力を借りて何かしらバズろうと思っている」と、仲間の活躍を喜びつつも意欲を燃やす。サスペンダーズの古川彰悟も「悔しさはあるが、調理系のYouTubeをやっていて、アレンジレシピをTwitterに投稿しているので、2人とは違った形でバズろうと模索している」と話した。

 シェアハウス芸人の先輩とも言えるパンサーの向井慧は「ピースの又吉さんが、一緒に住まわせてもらっていた頃に芥川賞を取られた。その力を借りて俺もテレビに出させてもらっていたので、正直何にも言えない。だからシェアハウスの力を利用して仕事をするというのはあると思う。楽屋ではなく、あくまで家だけど、その中から拾えるエピソードもあると思う。俺が“又吉さんの話を聞かせてください”と言われていたように、5人の誰かがエラ売れしたら、4人には“話を聞かせてください”でメッチャ需要が出てくると思う。でも、誰かがエラ売れしないといけないし、今のところ、誰がエラ売れするのか分からないが(笑)」と声援を送った。

 今後、本当に売れ出したとしたら?そう尋ねると、木田は「もちろんテレビにも出たいというのがある。でも、メンバーチェンジは考えられない。一生ここに住む」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

バキバキ童貞でバズったお笑い芸人とシェアハウス
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