10年前に発生した尖閣諸島中国漁船衝突事件について、当時外務大臣だった前原誠司衆院議員へのインタビューを8日付の産経新聞が掲載した。その中で前原氏は“菅直人総理(当時)の指示によって中国船の船長が釈放された”と証言している。

 この点について、8日午前の定例会見で菅官房長官は「承知はしていないが、現在の立場で具体的なことを申し上げることは差し控える。ただ、国内法に則った対応であるという、当時の政府の説明について強い違和感を持ったことは事実」と述べた。(ANNニュース)