９月13日、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#17が放送。元AKB48西野未姫が、加藤から流血ドッキリを仕掛けられて号泣した。
#17で加藤は、6人の出演者にドッキリを仕掛けることに。しかし、実はそのうち2人は、事前にドッキリの説明を受けていた“ヤラセ野郎”。加藤にも隠されていた真のテーマは、加藤が“ヤラセ野郎”を見極められるのかを検証する「人狼的ドッキリ『人ヤラ』にタイムリミット」だった。スタジオの進行は平成ノブシコブシ・吉村崇が務めた。
西野に仕掛けられたドッキリは、「『ファミリー』という言葉が大嫌いな加藤が、番組スタッフと『極楽ファミリー』を作る・作らないで大喧嘩し、最後は刺されて流血沙汰」というもの。西野が加藤の楽屋に挨拶にやって来ると、番組スタッフがやんわりとダメ出しつつ、「ずっと出てもらっているから、『極楽ファミリー』みたいになっていけば」と西野へ期待を寄せた。
すると加藤はみけんに力を入れて怒りを隠した演技を見せ、笑顔を取り繕いながら「ファミリーって嫌だろ」「そんなウソないじゃん」「作り手のエゴだよ、ファミリーとか言うのって」と、次第に番組スタッフの発言が気に食わない態度を丸出しに。「変に『ファミリー』とか言っちゃうのが気持ち悪い」とぶちまけた。
番組スタッフは「気持ち悪いですかね？」と西野に問いかけ、西野にもケンカが飛び火。西野が困っていると、加藤は「無理くり感あるよな」と目が笑っていない笑顔を見せて、ブツブツ言いながら贈答用の桃をナイフで黙々と切り、ナイフの存在を西野にアピールした。
加藤は「若い子をファミリーにして取り込んでも、今の視聴者には見透かされる。お前の演出の限界だよ」と決定的な一言。売り言葉に買い言葉で、番組スタッフも「もしかしたら、極楽とんぼの限界」と言い放ち、西野はどうしていいのかわからずオロオロし始めた。
ケンカはどんどんヒートアップし、しまいには加藤は「演者のテンションを下げるな！」とブチ切れて物を投げつける始末。西野の顔は真っ青になり、加藤は「ごめんな、申し訳ない」と西野に楽屋を出るよう促した。
楽屋を出た西野は、外にいた番組プロデューサーに「包丁を持ってるんですよ」と懸命にアピール。その間にも楽屋の中から怒号や物をゴンゴン叩く音などが聞こえ、ついに「痛！！」という絶叫が響いた。
西野がおそるおそる楽屋に戻ると、そこにはナイフで刺されて腹から血を流す加藤の姿が。西野は「大丈夫ですか」「どうしよう、どうしよう、救急車……」とワンワン泣きながら、動転のあまりティッシュをあちこちから取ると、加藤に向かってポイポイ投げつけた。西野の涙がかわいそうになったのか、加藤はたまらずネタバラシ。西野は「死んじゃったかと思ったー！」と涙で顔をぐちゃぐちゃにし、加藤は「ティッシュなんでこんなに山盛りなんだよ」「止血とかあるだろ」と爆笑した。加藤と番組スタッフは、血のりの入ったバケツを堂々と置き忘れる痛恨のミス。西野はそれすら気付かないほど気が動転していたと明かした。
VTRを観た吉村は「ケンカの演技が上手かった。平成初期のプロレスのよう」と絶賛。元AKB48・野呂佳代は「本当に慌てていると、ティッシュもああなるのかもしれない」と、西野のドッキリがガチだったと予想した。しかし、ティッシュをあちこちから取る行動に、デニス・植野行雄は「楽屋をなかなか出ていかないところに『カメラに長く映りたい』という若手らしさがある」「ティッシュをあちこちから取って、下手と上手を大きく使うところが怪しい」と“ヤラセ野郎”疑惑をかけられる展開。果たして、西野のドッキリはガチなのか、ヤラセなのか。
加藤は西野を“ヤラセ野郎”とジャッジしたが、西野はリアルドッキリだった。西野は天然で“ダブルティッシュ”を投げつけていたそうで、加藤は「やばいわ、俺見る目ねーわ」とうなだれていた。
