ABEMAオリジナル番組『恋愛ドラマな恋がしたい』の新シーズン『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~』が9月26日からスタートする。同番組は、男女8名の若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら本当の恋をしていく様を追いかける、全12回の恋愛リアリティーショー。今回は、これまでのシーズンにはなかった共同生活に加え、ドラマの内容は全て「ベッドの上で起こる男女の恋物語」という設定となる。非日常的で、ある意味、過酷ともいえる環境の中で、どんな芝居が演じられ、どんな恋愛が生まれるのだろう。撮影はすでに進んでおり、メンバーそれぞれに、さまざまな思いが芽生えているようだ。イケメン俳優の登竜門と呼ばれるミュージカル『テニスの王子様』にも出演していた、新メンバーの森田桐矢(以下、トウヤ)の現在の心境を聞いた。

昨日の相手役が今日は別の相手とベッドシーン…森田桐矢、『ドラ恋』の複雑な環境に「僕はそんなに器用じゃなかったみたい」
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――本日はよろしくお願いいたします。今回、恋愛リアリティーショーへの初出演となりますが、普段恋愛リアリティ―ショーを見ることはありますか。

トウヤ:恋愛リアリティ―ショーの存在は知っていましたが、実はあまり興味はないほうだったんです。

――そうなんですね! では、出演が決まった時はどのような心境でしたか? 

トウヤ:正直、複雑な心境でした。というのも、僕は女性のお客様が中心の舞台に立つことが多いので、自分が恋愛をしている姿を見られることで、どう思われるんだろうと不安がありました。あとは、僕自身が恋愛から遠のいていたので、ちゃんと誰かを好きになれるのかという心配もありました。

ですが、今まで恋愛シーンはあまり経験がなかったので、いい勉強になるかなという期待がありました。芝居の経験、勉強、成長という部分に重きを置いていました。

――実際に現場に入られたら、不安はどう変化しましたか。

トウヤ:意外と自然に不安はぬぐいさられました。今は、全てにおいてその場その場で自分にやれるベストを尽くそうという意識です。

――今回は、共同生活で常に近くに誰かがいますが、もう慣れましたか。

トウヤ:たぶん、ものすごく気を使っていると思います。まあ、みんな我慢している部分はあると思いますし、その一方で、新鮮で楽しい部分もあるので、なんとかやってます。

――どんなことをしているときが楽しいですか。

トウヤ:みんなでワイワイご飯食べたり、夜は、男子四人で川の字になって寝てるんですけど、修学旅行みたいで楽しいです。

――4人で寝ているんですね、ぐっすり眠れていますか。いびきかく人とかいそうです(笑)。

トウヤ:それが案外大丈夫なんですよ。生活のリズムはそろいだしているので、みんなで一斉に電気を消して眠っています。それまでずっと喋っていたりするから、疲れ果ててすぐに寝れちゃいます。

――よかったです。さきほど、恋愛ができるかなとちょっと不安だったというお話がありましたが、そちらはいかがですか。

トウヤ:演技をしているときには、主演を取りたいという明確な目的があるので、役柄として相手に向き合えるんですが、役が終わると気持ちが引いてしまう部分があります。その一方で、昨日まで一緒に組んでいた人が翌日には別の相手とベッドシーンをしているのをみると複雑な気持ちが生まれます。もちろん僕のほうも別の相手になるわけで。毎回、100パーセントの気持ちを向けられる人はいいけど、僕はそんなに器用じゃなかったみたいです。一緒に、演技を経験した人たちに何パーセントかずつ気持ちを残していってしまう。どんどんシンプルじゃなくなっていますね。

次に誰とペアになりたいか、と聞かれたら、好きという気持ちよりも、お芝居をしたい人はだれかで選ぶと思うんです。でも、これからどうなるか自分でも予想がつかないです。

――いろいろ複雑な気持ちを抱えているようですが、悩んでいるからこそ成長できた部分はありますか。

トウヤ:基本的には利己主義というか、これまであんまり周りの心に触れてこなかったマイペースな人間なんです。でも、今回の共同生活で、初めて他人の心に触れることを意識的にやってみました。他人の気持ちを考えようとしたり、自分が役に立てることを探したり。そういうことが意識さえあれば自分にもできるのかという発見があります。

――演技についての成長点、刺激的な部分は?

トウヤ:コージ君(才川コージ)は、元同じ事務所の先輩で。初めてできた身近な先輩なんです。久しぶりに会ってお芝居をして、彼の引き出しの多さは本当に勉強になりました。あとは、僕は舞台をずっとやってきたので、たくや君(若林拓也)の映像向きの演技も見ていると学びになります。全体を見て、先生の言葉を聞いて、気づいたこともあります。最初、僕は台詞の言い方や動きを細かくディスカッションしながら芝居を作っていました。何気ない話も大切にしてお互いの仲を深めるほうが重要かもしれないことを学びました。

――その考え方は、演技に反映されましたか。

トウヤ:これからです!(笑)でも、チャレンジですよね。相手にとっていいバランスを見つけて、主役を勝ち取りたいです!

――トウヤさんの変化していく姿が楽しみです! ありがとうございました!

テキスト:氏家裕子

恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~ #1
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恋愛ドラマな恋がしたい SERIES Official Site
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