河野太郎行政改革担当相は18日午後の記者会見で、4000通が殺到し受付を一旦停止している「縦割り110番」について言及した。

 寄せられた投稿の全てに目を通すつもりだという河野大臣。「結構ヘロヘロになりながら、明け方になるまで読んだ。4連休で頑張るが、個人的な相談事、悩み事もいただいている。“読んでもらってありがとう”と書かれているのを読んでいると、そういうホットラインというか、支える仕組みがしっかり回っているのかなという気になった。個別のご相談に対応するのはお許しいただきたいが、困っている方にどうすれば寄り添えるのか、手を差し伸べられるのかも考えていかなければならないのではないかと感じた。さらに、都道府県、市区町村の業務に関する悩み、相談事もあった。“こっちへ行ったらあっちへ行ってくれと言われた。行ってみたらウチじゃないと言われた”というのを読んでいると、“縦割り”だけでなく、“横割り”も考えなければならないのではないかと感じた」と話した。

 また、「縦割り110番」の停止後、個人のホームページ経由で数百通のメールが寄せられているといい、「当面、内閣府の規制改革ホットラインに行政改革のテーマも兼務してもらう。専門の担当者もいるので、件数が多少増えても閉鎖せずに済むと思う。そちらにご意見を頂戴したい」と話していた。(ABEMA NEWS)

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