18日、ABEMAにて、ABEMAオリジナルドラマ『17.3 about a sex』と連動した特別番組『本当は知りたいセックスのこと!バービーとウチらの「17.3 about a sex」~特別版~』が配信。この特別番組では、フォーリンラブ・バービーが毎週『17.3 about a sex』を視聴しながら、性にまつわるさまざまな話題を、真正面から真面目にゲストと語り合い、性に関するお悩みに答えていく。#2のスペシャルゲストは、タレント・りゅうちぇると、人気YouTuberユニット「さんこいち」のメンバー・古川優香。「好きな人=セックスしたい人」ではない場合があるか、3人がさまざまな意見を重ねた。
▶︎動画:「好きすぎてできない」難しい性の悩みにりゅうちぇるがアドバイス
ドラマ第2話では、 「そもそもセックスってしなきゃダメ?」をテーマに、自分をアセクシュアル(他者に対して性的感情や恋愛感情を持てない人)かもしれないと感じる紬(田鍋梨々花)を中心に繊細な人間模様が描かれた。
「好きな人とはセックスしなくちゃだめなのか」というテーマに対し、りゅうちぇるは「男同士で話している時でもテーマに上がる」と、答えが簡単に出る問いではないと断言。「好きすぎてセックスできないという人もいる。僕は好きだからこそ嬉しくてセックスしたり、ケンカしたら仲直りのセックスをするタイプ。でも、男女で違ってくるかも、と思うことはある」と、答えは人それぞれと語った。
古川はまさに相手から「無理」と言われたことがあるそう。「付き合って初めてそういうことになったとき、『無理』って言われた。緊張しちゃうから、できないって」と正直に告白し、りゅうちぇるの答えを聞いて「『あ、そういう人もいるんだ』って思った」と腑に落ちた顔を見せた。バービーも「『きれいなあなたが好きだから汚したくない』って人もいるよね。『は?』って思う」と同意した。
りゅうちぇるの女友達には、「好きな人はカッコ良すぎて、セックスしたら疲れてしまった」「タイプじゃない人の方が楽しめた」と語る子もいたそう。りゅうちぇるは「複雑なところ。自分の中で、好きな人なのか/セックスするのが好きな人なのか、長い道のりを遠回りして、(両方満たせる人を)見つけていけばいいと思う」と、自分なりの正解を見つければOKという姿勢を見せた。
ドラマ本編では、紬が生物の教師(ソニン)から「人それぞれ、いろんな関係の持ち方がある」と言われて安堵したり、友人の咲良(永瀬莉子)、祐奈(秋田汐梨)が自分の恋愛観を押し付けたことに気づいて謝罪してきた時、「誰だって自分の感覚しかわからないし、自分が普通って思う」と語り掛けたりするシーンも。さまざまな愛の形があることを知り、相手を否定せず認めることが大事……そんなメッセージの込められた#2だった。