21日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、スピードワゴンの2人は絶品の昆虫料理に舌鼓を打った。
この日は「もはや罰ゲームではない! 新たな美食の常識! 昆虫食SP」と題して、およそ1年前に同番組で取り上げた昆虫食業界の現状について、ゲストに篠原祐太氏、三橋亮太氏、宮下慧氏、荒川真衣氏の「昆虫食四天王」を招き、実際に昆虫料理を食べながらトークを展開した。
慶應義塾大学出身で、2020年に昆虫食専門レストランをオープンした篠原氏。代表作であるコオロギラーメンは女優の長澤まさみも絶賛をしたという。
そんな篠原氏による昆虫食を番組では実際に食べてみることに。最初に出てきたのは「蚕(かいこ)のさなぎで作ったシルクソーセージ」で、小沢一敬は「ちゃんとしたレストランで出てきそう」と、見た目や匂いがいいと評価。
養蚕農家では使わないという蚕のさなぎと豚肉をあいびきにして、広島県にあるソーセージメーカーと共同開発をしたものだそうで、篠原氏は「ジューシーながらも形も蚕の繭(まゆ)のようになっていて、食感もシルクの感じ」と解説。
食感は生クリームと卵白で非常にフワッとしたものになっているそうで、小沢は口に入れた瞬間に目を見開き「あいさつをしたい、シェフを呼んで」「メチャクチャうまいんだけど!」と大絶賛。井戸田潤も「ウマッ!」と驚いていた。
続いて篠原氏が出しのはデザートドリンクで、「蚕糞茶」という衝撃的な名前のラベルが貼られたタピオカミルクティー。小沢が「食べ物の名前に『糞』が入っちゃっていいんだっけ……?」と問いかけると、篠原氏は「糞は糞でも最上級の極上の糞」と強気だった。
茶葉は一切使わず、蚕の糞と砂糖と牛乳だけで仕上げたというお茶に、蚕の糞で作ったシロップにつけたタピオカを入れたもので「蚕の糞由来のフレッシュな香り」が楽しめるのだとか。
小沢は飲むと「優しい味だね、女の子が好きな味だよね」と高評価で、井戸田も「食後にいいねと」とコメントして、原宿でお店を出しても流行るのでは? と、太鼓判を押した。
篠原氏は蚕の料理について味はもちろん、さなぎと糞といった現在の養蚕業では廃棄されてしまうものを使っていることもポイントだとして「そういうものでもこれだけおいしくできる、というのに個人的には想いを込めている」とコメントした。
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