将棋の順位戦A級3回戦が9月25日に行われ、菅井竜也八段(28)と斎藤慎太郎八段(27)が現在対局中だ。対局は午後6時からの夕食休憩を経て、これから夜戦に突入。形勢はほぼ互角で、持ち時間では菅井八段が1時間以上リードを奪っている。
菅井八段の三間飛車・美濃囲い、斎藤八段の居飛車で始まった対局は、持ち時間の長い順位戦らしく、お互いじっくりと出方を見合う将棋に。歩の交換はあったものの、本格的な戦いはこれからといった進行状況だ。
両者とも今期がA級初挑戦で、菅井八段は1勝1敗、斎藤八段は2連勝。10人の棋士が総当たりし、トップの成績が挑戦権を獲得、下位2人がB級1組に降級する。昇級したばかりの2人は、前期成績を元にした順位が菅井八段9位、斎藤八段10位。挑戦者争いは星が並べばプレーオフだが、残留争いでは勝敗数が同じ場合、順位が下のものが落ちるため、A級を維持するには星勘定で上回る必要がある。
本局の持ち時間は各6時間で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
菅井竜也八段 五目焼きそば 斎藤慎太郎八段 豚しゃぶカレー
【夕食休憩時の残り持ち時間】
菅井竜也八段 3時間14分(消費2時間46分) 斎藤慎太郎八段 2時間2分(消費3時間58分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)