映画『望み』の舞台挨拶が27日に都内で行われ、主演を務めた俳優の堤真一、女優の石田ゆり子、俳優の岡田健史、メガホンをとった堤幸彦監督が登場した。
この作品は、息子が殺人犯扱いされた家族を描いたミステリー。父親を演じた堤の撮影以外での様子について、母親を演じた石田は「撮影以外の堤さんは本当にずっと薪ストーブの話を。いかに薪ストーブが素晴らしいかという話をされていて、もう私は薪ストーブが今欲しい」と明かした。
また、本作のタイトルにちなんで「石田さんと本当の夫婦だとしたら望むことは?」という質問を受けると堤は、「石田さんに望むこと?なんにもないです。もし本当に奥さんだったら本当になんにもないです。なんにもないんですけど、多分1日に2、3回はなんか面白いことをやってくれると思うので、それだけは期待して。なんて言うんですかね、トンチンカンなところがあるので」と回答した。
これに対し石田が「なんにもないなんて嘘です、たぶん。嘘、嘘。いや私よく撮影中に堤さんに『本当に手順を覚えない人だね』って言われ続けていたので、ちゃんとやってくれって内心思っている」と現場でのエピソードを明かすと堤は、「いや全然、こんな人いるんだって思って」と答え、現場での指摘の理由について「(演技の手順を)イチから覚えてないんですよ。一番最初に例えば布巾を取りました、ってやってセリフを言ったとしたら、最初の布巾ぐらいは覚えているじゃないですか。あの…全く覚えていないんですよ。こんな人いるんだなぁと思って、天然記念物みたいに思いました」と冗談交じりに話していた。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)