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9月28日に放送されたABEMA「給与明細」では、次世代の人気ラッパーとして注目を集めるSKJ（SILENT KILLA JOINT）が登場。かつて刑務所の中で過ごした日々の出来事を赤裸々に語った。
関西のアンダーグラウンドなHIPHOPシーンで活躍するSKJは、人気絶頂だった22歳の時に傷害事件を起こして逮捕。2017年から約2年半の獄中生活を送った。しかし奇しくも刑務所に服役したことが自分と向き合うきっかけとなり、その後のラッパー人生を変えていくことになった。
SKJは獄中での生活について「なんでラップすらもさせてくれないんだろう、ここはって。放歌と書いてホウカって読むんですけど、遵守事項があって、それに違反したら懲罰なので、10日間壁に向いて座るっていう。何回寝ても何回起きても刑務所。友達と遊びたいし、先輩にも会いたいし、家族にも会いたいし、けど今日は作業、明日も作業……。そういえば自分の歌い方忘れてきたなって。自分がやりたいのに出来ていないというのが悔しかった」と語った。
出所後は過去の過ちとしっかり向き合って音楽活動に取り組み、嘘偽りのないリアルな歌詞が話題を呼ぶようになっていった。刑期を終えた後に初めてレコーディングした楽曲「NEVER MIND」では「レイプ魔から女の子助けた／俺が刑事や検事に尋ねた／何が正義で何が悪なのか／答えは今も分からぬまま／月を見上げる塀の中／雨でも晴れでも塀の中」と、知人女性を助けようとして起こした傷害事件と獄中での生活を赤裸々につづったリリック（歌詞）をラップに乗せて歌った。
（ABEMA／給与明細より）
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