イギリスのジョージ王子に贈られたサメの化石をめぐって、地中海の小国・マルタが、化石の返還を求めていたが一転、ジョージ王子が所有することを認めた。
ジョージ王子は24日、イギリスの動物学者からおよそ50年前にマルタ島を旅行した時に拾ったサメの歯の化石を贈られた。これは「メガロドン」という古代の巨大なサメのもので、2300万年前のものとみられている。これに対しマルタのエレラ文化相が返還を求める考えだということを現地メディアなどが伝えていた。ただ、29日には一転して「特に行動をとる予定はない」とジョージ王子の手元に残すことを認めた。
SNSなどではマルタ政府への否定的な意見もあがっていたという。(ABEMA/『ABEMA Morning』より)