10月9日からスタートする、テレビ朝日系ドラマ『24 JAPAN』の制作記者会見が都内某所で行われ、主演の唐沢寿明に、仲間由紀恵栗山千明、池内博之、木村多江が登壇した。

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 『24JAPAN』は、世界的に大ヒットし、一大ブームを巻き起こした米国ドラマ『24』(邦題:『24-TWENTY FOUR-』)を、テレビ朝日と20世紀FOXが手を組んで制作した日本版リメイク。“米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領”が誕生するまでの24時間を描写したオリジナル版のシーズン1をベースに、 “日本初の女性総理”が誕生するまでの24時間を克明に描写する。

▶映像:【1分でわかる】10月新ドラマ『24 JAPAN』先行映像

 オリジナル版のプロデューサーであるハワード・ゴードンからのメッセージが読み上げられ、士気が上がる中、この日、初公開となったCTU(テロ対策ユニット)のセットでの会見が始まった。唐沢は「日本版ジャック・バウアーの獅堂現馬(しどう・げんば)。逆にすると、“現場指導”。ということで、現場指導も兼ねてキャスティングされたと噂の唐沢寿明です」とあいさつし、笑いを誘う。もともと唐沢はオリジナル版の大ファンで、携帯の着信音もCTUの着信音にしていたほど。「でも、リメイクが発表になった時、周りから“(主演を)唐沢さんがやるんじゃないの?”と言われて。本当にオファーが来た時は、バレたらマズいと思って普通の着信音にしました(笑)。今はまた元に戻していますけど」と明かした。実際に、本作をオファーされた時は「『24JAPAN』という文字を見て、別の作品で、何かのコメディかと思ったんです。ところが『24』のリメイクだったから、あ、本当にやるんだって驚きました」と振り返る。

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プロデューサーからのメッセージ(英文)

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プロデューサーからのメッセージ(和訳)

 日本初の女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら)を演じる仲間とは、本作で初めて本格的にタッグを組んだ唐沢は「本作の前にコメディ作品でちょっとご一緒したんですが、その時の印象とは全く別人に感じたんです。そういうことってなかなかないのでスゴイなと思いました」と絶賛。それを受けて、仲間は「撮影しながら不安もあったんですが、ほめていただいたおかげで、自信を持って最後まで突っ走りたいと思います」と意気込みを見せた。

 撮影は3月からスタートしたが、コロナ禍で2か月ほど中断。「現場に戻ったときに、若干髪型が合ってないキャストもいた」と唐沢が明かすと、日本版トニー・アルメイダ役に当たる南条巧(なんじょう・たくみ)を演じる池内は「つながりがあることを忘れて、うっかりヒゲを短く剃ってしまったことがあって、ちょっと書き足したんです(笑)」と告白する場面も。

 また会見には『24-TWENTY FOUR-』の主人公ジャック・バウアーのモノマネでお馴染みのお笑い芸人・岸学(どきどきキャンプ)が特別ゲストとして登場。日本語吹き替え版を担当する小山力也の声真似で「CTUのセットが本家ほぼ同じだ!」とオリジナルに忠実な再現度を絶賛し、会場を沸かせた。

 日本における海外ドラマブームを巻き起こした大ヒット作のリメイクだけに「最後まで同じ熱量でやり切らないといけない。少しでもナメた演技をすると、シリーズのファンに見透かされてしまう。全24話、緊張感を意識していきたいと思います」と熱く語る唐沢。顔を紅潮させながら、「当時、アメリカ版をご覧になっていた方は、『こんなシーンあったな』と懐かしむこともできるし、日本独自の設定もあり、オリジナルを観たことのない方も楽しめます。期待して観続けていただると嬉しいです」と会見を締めくくった。

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 なお、ABEMAでは、地上波では見られないオリジナルストーリーを含めた“配信スペシャル版”をお届け。また、地上波放送後より、全話をいつでも好きな時に見逃し視聴も配信していく。『24 JAPAN』は2020年10月9日(金)よる11時15分スタート※一部地域を除く(全24話)

取材・テキスト:前田かおり

【1分でわかる】10月新ドラマ『24 JAPAN』先行映像
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オリジナル版『24 -TWENTY FOUR-(字幕)』シーズン1
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