マイナス40度を記録する極まる冬の厳しさに思わず本音も…世界一標高の高い秘境に住む部族「カトマンズに住みたい」
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 「ナスD大冒険TV」vol.21が、地上波放送(テレビ朝日系・金曜深夜0時50分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信。この中でヒマラヤ最奥の集落・ティンギューに住む部族から本音が飛び出た。

【映像】「兄弟で1人の嫁を共有」ナスD、一妻多夫の夫婦関係を本音取材

 ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー(90世帯 約500人)。標高4150メートルに位置し、酸素濃度は60%と生活するに決して便利とは言えない場所だ。そんな中で取材を行っているナスD一行。

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 道中を案内してくれたティンギュー集落出身のヌルブ・グルン氏は、実は世界的にも珍しい一妻多夫の夫婦関係だという。一体どのような生活を送っているのか確かめにヌルブ氏の家族に取材しに向かうナスD一行。ヌルブ氏の娘が住む家は、築100年でこの集落では1番古いのだという。

 集落を訪れてから初めて民家を訪れたナスD。中は整理整頓されており、ナスDは「すごい綺麗……いい家ですね」と感想を漏らす。ここに住む、ヌルブ氏の娘の名はペンマ・カンドゥ氏。3番目の娘だという。

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 ヌルブ氏はここ2年ほどはもう1人の娘さんの住む首都・カトマンズで暮らしていた。ナスDがペンマ氏に「お姉さんがカトマンズに行ったことはどう思われますか?」と聞くと、「結婚したので仕方ありません。寂しくはないです」と回答があった。

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 その上でペンマ氏は「でも冬になると、カトマンズに住む姉を羨ましく思う時もあります。それでも夏はドルポがいいですね」と語る。ヌルブ氏も2年間カトマンズで暮らしていたが、それについても「父はもう歳です。冬の寒い時期はカトマンズの方がいいと思います」とドルポの冬の厳しさを物語る話をしてくれた。

 最後にナスDが「カトマンズとドルポ、住むならどっちがいいですか?」と聞くと「お金があるならカトマンズに住みたいです」と正直に答えたペンマ氏。ヌルブ氏も「毎朝、ボダナートにお参りできるので、やっぱりカトマンズの方がいいよ。それに何より過ごしやすいからね」と語ると、ナスDは「これはけっこう本音かもしれないですね」とコメントした。

 厳冬期の気温はマイナス25度にもなってしまうという。一時はマイナス40度を記録したこともあるそうだが、1年で1番楽しみにしている行事について聞くと、「何と言っても2月にあるロサールのお祭りです。そのお祭りは15日間続くのですが、その期間はどんなに寒くても耐えられるんです」とペンマ氏は明かした。

 1年で1度のロサールのお祭りは、本番組で厳冬期に取材するという。はたして、この集落のお祭りとはどんな様子なのだろうかーー。

(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)

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