2020年後期NHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演、今年は既にテレビドラマ6本、映画は 『罪の声』 『燃えよ剣』 など、来年公開のものを含めると7本への出演が決定。国際映画祭での主演女優賞受賞経験もある今注目の女優・阿部純子が出演する映画『461個のおべんとう』(11月6日全国公開)より、彼女のメイキング&インタビュー映像が到着した。
同作の原作はTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)。ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する主人公・シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは、井ノ原快彦。そして、一樹の息子、虹輝を関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」に所属する道枝駿佑が演じる。
そして今回、阿部が演じているのは、主人公・一樹(井ノ原快彦)の所属するバンド「Ten 4 The Suns」が音楽制作を行うスタジオのレコーディングエンジニアの矢島真香。お弁当を通じて、一樹と心の距離を縮めていく大人の恋模様を繊細な感情表現で演じている。
インタビュー映像では、共演シーンが一番多かった井ノ原の印象について、「現場を見守るお父さんのような、本当に優しい方」と語り、現場では二人で話す機会も多かったようで「家庭菜園やお料理など、趣味の話だったり沢山してくださって、井ノ原さんのおかげでもあり、監督のおかげでもあり、本当に素敵なファミリーで作品が作れたと思っています」と、現場の雰囲気の良さを明かしている。メイキングシーンでは、レコーディングスタジオで真香がレコーディングの印象を一樹に伝えるシーンが収められている。その場面には、リラックスしたバンドメンバーの古市栄太(KREVA)と河上利也(やついいちろう)もおり、バンド内の仲の良さを感じさせるやりとりも垣間見える。また、本作について阿部は、「愛情たっぷりのお弁当のような贅沢なお話になっています」と見どころを語っている。劇中では、お弁当女子の真香が、一樹にお弁当作りのアドバイスをするなど二人の関係が変化していく過程も見逃せない。親子の心を通わせるハッピーベントーテインメント。引き続き、最新情報にもご注目ください。
ストーリー
長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な時期を迎えていた時期の離婚なだけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。そして翌年の春、見事に高校に合格。ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの?お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。 慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。 ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も...一樹の怒涛 のお弁当作りが始まる――。
(c)2020「461個のおべんとう」製作委員会