「水沢林太郎くんがかっこよすぎて」「絶対好きになる」「水沢林太郎くんの沼」「水沢林太郎くん絶対人気が出る」。ABEMAオリジナルの連続ドラマ『17.3 about a sex』で“生物王子”こと朝日悠を演じる、若手俳優・水沢林太郎がSNSで祭りと化している。女性と男性の気持ちを十分すぎるほど理解し、解決への道を記すその姿は、恋心と性愛を司る神・エロースの令和版だ。
▶︎動画:咲良と悠が約束を交わす『17.3 about a sex』
現役女子高生の永瀬莉子ら人気モデルがリアルJKに扮して、学校では教えてくれない性についての奥深き世界を探求する本ドラマ。水沢扮する朝日悠は、当初は真面目女子・咲良(永瀬)たちと同じ高校に通う生物オタクの変わり者という存在だったが、回を増すごとに性に迷える女子高生たちを教え導く達観キャラとしての頭角を現している。
第6話では性的コンプレックス&プレッシャーに対する見事な回答を咲良(永瀬)らに授け、いつも通りのファインプレーを見せる。なかでも白眉なのが、恋人である咲良から初セックスについて問いかけられるラストシーンだ。
「セックスは好きで好きですっごい好きでするものでしょ?なのにすることだけが目的みたいになったりして…」とセックスの意味について思い悩む咲良。それに朝日は深い共感を示しながら「俺は、いつか咲良としたいと思っているよ」と宣言。ただ「したいと思っている」のではなく「いつか」という未来を入れることで、咲良の焦りを緩和させる優しさを忘れない。
さらに「したい」とのダイレクトな言葉にバージンゆえに「え?」と困惑する咲良に、すかさず「ごめん、変なことを言って」とあたかも自分から話題にした会話のように責任を引き受けて、咲良に自責の念を抱かせない配慮もしっかりする。咲良はそんな朝日のことを愛おしくなり、手を繋いで楽しそうに歩く。その時に見せるなんとも幸せそうな表情。透明感そのままに役を演じた水沢を、朝日というキャラクターそのものと混同してしまう視聴者の気持ちもわかる。
現在17歳の逸材中の逸材。『17.3 about a sex』の新たな話が配信されるたびに、水沢林太郎の株価爆上がり。「最近水沢林太郎くんがきてる」「今後の活躍に期待」「かわいいとかっこいい」「惚れてしまう」「彼の演技好き!」。生物王子であり令和のエロースこと水沢林太郎の名前が、今夜もSNSの海を漂う。
テキスト:石井隼人