10月11日、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#18 が放送。本編放送後ABEMAビデオにて、加藤が平成生まれの悩みに回答する「加藤浩次のお悩み相談室」のフルver.が公開され、「初対面の人と話す時に緊張してしまう」という22歳の悩みを受けた加藤が、独自に編み出した“加藤流・緊張しない方法”をアドバイスした。
今回寄せられたのは、「初対面の人と話す時、緊張して言葉につまり、目を合わせるのも苦手」「加藤さんは緊張する時、どう対処しますか」というお悩み。テレビでは堂々とした姿が印象的な加藤だが、実は「緊張する時あるよ。政治家の方が番組に来る時とかね。失礼がないかとか、変な質問しちゃわないかとか、話を引き出せるかな、とか」と、内心ドキドキしていることを明かした。そんな時、加藤は「緊張は本番前まで。始まったらやるしかない」と、その時が来たら覚悟を決めて本番に臨んでいるそうだ。
実は加藤自身も若かりし頃、「なぜ緊張するのか」という疑問について深く考えた時期があるのだそう。そして出した結論は、「緊張するのは“自分が得したい”から」。加藤は「好かれようとしたり、この人に近づきたいと思ったり、『すごい』って思われたかったり……それって全部、自分自身の“得したい”っていう感情だなって」と自分の緊張の正体を突き止めたと語った。
その一方、加藤は、そうした感情を受け入れるべきとも説明。「俺もそうだし、みんなそういう“得したい”って感情持っているのよ。だから、緊張している時は、“自分が得したいだけなんだ”って思うようにしている」と感情をコントロールしていると言い、さらに、「自分のそういう“薄汚い部分”をちょっとでも減らして、相手に真摯に向き合うようにしている」と対処法を語った。
加藤は「嫌われたくないって気持ちは誰にでもあるよ」と相談者の気持ちに寄り添いつつ、「緊張している自分を、『またこいつ緊張している』みたいに面白がれるようになれば楽になると思う」「チャレンジしてみて」とアドバイス。緊張してしまうという人は、その感情の正体がどこにあるのか突き詰めてみたり、自分を俯瞰して見て笑えるようにトレーニングしていくと、だんだん悩みが解消されていくかもしれない。