10月スタートの新アニメ「安達としまむら」。授業をサボりがちの女子高生2人が、体育館の2階で顔を合わせる度に、徐々に距離を近づけ友達になり、さらには友達とはまた違った関係になっていく過程を丁寧に描いたライトノベルがアニメ化された。主人公である安達としまむらは、人付き合いが苦手だが、かといってまるで人と話せないわけでもない。リアルな女子高生が感じる“ダルさ”のようなものも表現されている。OP曲「君に会えた日」は、安達役・鬼頭明里としまむら役・伊藤美来が掛け合い、おしゃべりするような一曲だ。
鬼頭明里
すごく掛け合っているような歌。安達としまむらのハーモニーがきれいな感じです。作品の、のほほんとした日常的な雰囲気も表現されている、いい曲だなと思いながら録りました。
伊藤美来
めっちゃおしゃれな楽曲。聴いていて癒やされるサウンドが印象的だし、歌い方も元気ハツラツというよりは、普段の安達としまむらがおしゃべりしている雰囲気でレコーディングしました。歌詞と合わせて、どきまぎしたり、幸せになったりするところを感じてもらえればと思います。
めちゃめちゃに明るい、とてつもなく暗い。アニメの世界ではデフォルメされたキャラクターが多い中、「人付き合いは苦手だが、できないわけでもない。明るいわけでもないが、ひたすら暗いわけでもない」という、実に人間っぽい2人を演じた鬼頭と伊藤。作品全体に大きな影響を与えるOP曲から「安達としまむら」感がたっぷりと表現されているようだ。
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