映画『応天門の変』の初日舞台あいさつがきのう、都内で行われ、主演を務める俳優の柳沢慎吾(58)、狂言師の和泉元彌(46)らが登場した。
この映画は、平安時代末期の絵巻物「伴大納言絵詞」を原作に創作を加え、当時起きた政治事件「応天門の変」をコミカルに描いた異色の時代劇。
撮影中の思い出を問われた和泉は、普段の明るいイメージとは違う、役者としての柳沢の一面について明かした。「2人のクライマックスのシーンなんですけれども、やっぱり本気でぶつからせていただいたんです。小間切れで撮っていくんですけれども、必ず『この気持ちで』って言って気持ちを作る、短時間なんですけれども『ちょっと待って』って、真剣な慎吾さん見ちゃった。ぜひ本気のぶつかり合いのシーンをですね、役者・柳沢慎吾の姿をしっかりと拝見できたのは良かったなと。これくらいでいいでしょうかね?」とべた褒め。これに柳沢は満更でもない様子で「あとでね、ジュース奢ってあげる」と上機嫌だった。
俳優としての顔を覗かせた柳沢だが、最近、自分が出演していないドラマがきっかけで話題になっていたという。「『半沢直樹』見ていたら、なぜか私がトレンド入りしたらしいです。最終回偶然観ていましたら、香川照之さんの『あばよ』で私が(トレンドに)入ったみたいです」と意外なところで注目が集まったことを明かした。
最後は「家帰ったら熱い風呂入って、一杯飲んでその日はいい夢見ろよ!また会う日まで、あばよ!」とお約束のセリフで締めくくった。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)
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