10月10日より順次放送中のアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第2話に、アバン(CV:櫻井孝宏)とポップ(CV:豊永利行)が登場した。“令和版”のキャスティングは、長年の「ダイ大」ファンからもなかなか好評なようだ。
アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、1989年~1996年に「週刊少年ジャンプ」にて連載された累計発行部数4700万部を誇る名作漫画(原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二)が原作。勇者に憧れる少年・ダイ(CV:種崎敦美)の冒険を描いたファンタジーだ。
旧アニメ版からキャストを一新した本作。“アバン先生”と魔法使いポップは、原作でもとくに人気の高いキャラクターであるだけに、原作ファンはやきもきしながら登場を待っていたことだろう。第2話「ダイとレオナ姫」の終盤では、ついにふたりが登場した。ダイとの出会いを予感させるエンディングだった。
▶映像:アバン先生&ポップ登場!「ダイの大冒険」第2話(見逃し配信中)
Twitter上では、「ポップもアバン先生も声合ってる!」「おーポップの声が実にポップだ!」「良い意味で少しだけ違う」「アバン先生イケボ」「段々違和感がなくなり、どんどん新キャストが楽しみになる」といった声が上がっており、新キャストは好評なようだ。
なお、櫻井孝宏も豊永利行も番組公式サイトにコメントを寄せており、櫻井は「考えの深さ、対人の距離感がとても大人で、『能ある鷹は爪を隠す』の代名詞のようなキャラクターです。強さの描き方を学んだ人物でした」とアバンというキャラクターへの思いをつづっている。また、豊永は、「ダイ、ダイ、ダイスキな、ダイの大冒険に…。しかもまさか、ポップを演じさせていただける日が来るとは、思ってもいませんでした。10代の頃、何周も読み耽っていた自分に教えてあげたいです。『お前将来、ポップ演るよ』って。おそらく『げええええ!』と言いながら両鼻から鼻水を垂らすことでしょう」とポップ役を演じる喜びを爆発させている。
第2話「ダイとレオナ姫」
【あらすじ】
レオナがデルムリン島にやってきた目的は、賢者になるための儀式を受けること。ダイは、儀式の舞台となる地の穴までレオナたちを案内することになる。何でも思った通りに発言するレオナに当初は反感を抱いていたダイだったが、行動を共にするうちに打ち解けていく。レオナは魔法が苦手なダイに、パプニカ王家に伝わるナイフをプレゼントする。 そんなとき、突然、巨大な魔のサソリが現れ、一行に襲い掛かってくる。ダイはなんとかサソリを撃退するものの、攻撃を受けたレオナは毒に侵されてしまっていた。じつは魔のサソリは、テムジンとバロンがけしかけたもの。二人は儀式中の事故に見せかけてレオナを殺害しようとしていたのだ。毒が回り、だんだんと弱っていくレオナ。しかし、解毒呪文(キアリー)ができないダイにはなすすべがない。ダイが彼女を救いたいと強く願ったそのとき、彼の額に紋章が浮かび上がる。ダイは普段では考えられないほどの魔法力を発揮し、バロンが操る殺人機械・キラーマシーンを見事に撃破。キアリーで無事に回復したレオナは、儀式を終わらせたのち、ダイと再会の約束を交わして島を離れるのだった。 そのころ、どこか別の場所で、ある二人の男が魔王復活の気配を感じ取っていた……。
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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