『ラストアイドル ～ラスアイ、よろしく！～』（テレビ朝日系・金曜深夜1時20分～ ※一部地域を除く）の中で、新曲「何人(なんびと)も」のMV制作現場の密着映像が流された。
11月4日にリリースされるラスアイ9thシングル「何人(なんびと)も」。今回の売りは殺陣（たて）とダンスの融合だ。そこで同番組の最新回では完成したMVのメイキング映像が公開。総勢21人の刀を使った一糸乱れぬダンスの全貌が明らかとなった。
【映像】新曲「何人(なんびと)も」ミュージックビデオのメイキングを大公開！
MVの撮影を振り返り、阿部菜々実は「撮影現場は誰にも電話もできないくらいの場所だったし、お手洗いとかもなくて、大変でした」と語り、長月翠も「ゲリラ豪雨とかもあって衣装がずぶ濡れになりながらも撮影をしました。（MV撮影では）大変度を更新していってるので、もうこれ以上キツイことはない」と明かした。
9月上旬、都内からロケバスに揺られること1時間半。MV撮影の舞台としてやってきたのは、千葉県にある採石所。ここで丸一日かけダンスと殺陣シーンの撮影が行われるという。総指揮を執るのは東市篤憲監督。プロジェクションマッピングを使ったBUMP OF CHICKEN×初音ミク「ray」のMVをはじめ数々のアーティストの作品を手がける超一流の監督だ。もちろん振り付けを担当したakene先生も現場入りした。
まずは刀を使った一糸乱れるダンスシーンから撮影。しかしこの日は9月にも関わらず、最高気温は31度に到達。体力だけでなく、初めて行う刀を使ったダンス……振り付けを完璧にこなすため神経もすり減った。さらに今回はダンス衣装が2パターンあるため、いつもの2倍踊らなくてはならない。灼熱の炎天下、ダンスシーンだけで20テイク以上を重ねた。
ようやく4時間かけてダンスシーンの撮影が終了。いよいよMVの軸となる殺陣シーンの撮影が始まる。肝である殺陣には監督が思い描く大きなテーマが。撮影1カ月前、練習前のメンバーを集めて監督から直接説明があり、東市監督は「今回のMVのテーマはラストアイドル版『7人の侍』。7人の侍になりきって、皆さんが斬りまくるという内容です。現在の世界の状況も意識していて、抑制されたものを斬るというイメージです」と伝えていた。
阿部、西村をはじめとした7人のメンバーが敵のキャラクターを斬りまくっていくストーリーで、アクション監督を務めるのはもちろん田渕景也氏だ。まずは安田愛里、小澤愛実、篠原望が2カ月半重ねた練習の成果を発揮。見事なクレーンワークと迫力の殺陣が相まって壮大なシーンに。そんな3人の姿を見て、スタジオにいるメンバーは「かっこいい！」と声を上げていた。果たして完成したMVとは？
（「ラスアイ、よろしく！」#52 より）
（C）ラストアイドル製作委員会
