17日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、「推し棋士」もいるという現在の将棋界について解説される一幕があった。
この日は「ザブングル加藤持ち込み企画 将棋が面白すぎて悔しいです!」と題して、将棋をこよなく愛するというザブングルの加藤歩と、島井咲緒里女流二段をゲストに招き、将棋の魅力をアピールした。
「キャラクターの濃い棋士」として加藤がピックアップしたのが佐藤天彦九段。現在はノンタイトルながらも2016年から18年までは名人のタイトルを持っていた実力者で、「貴族」というニックネームも持っているのだという。
▶映像:キャラが濃い棋士の珍エピソードを披露(1時間35分頃~)
理由について佐藤九段はとにかくおしゃれなのだそうで、島井女流二段は「中世ヨーロッパが好きで、おうちもすごくて部屋にシャンデリアがある」と解説。対局時は「貴族っぽい」服装をすることもあるそうで、竹山を「漫画みたい」と驚かせた。
竹山が「女性ファンが多いんじゃないですか?」と問いかけると、島井女流二段は「多い」と回答。最近は将棋を観る女性の数も増え、棋士には黄色い声援が飛ぶほどで「推し棋士」のいる将棋ファンもいるのだという。
黄色い声援の元祖は羽生善治九段だったそうで「羽生先生の追っかけみたいな方が現れて、それが将棋界としては衝撃というか『こんな時代が』という感じだったんですが、再び将棋ブームになった」と解説をして竹山を驚かせていた。