NGT48の荻野由佳が日韓のアイドル事情について言及。「日本のアイドルは応援する。韓国は憧れる」と持論を述べた。
日本でも高い人気を誇る韓国の音楽グループ「BTS」。その所属事務所であるビックヒットエンターテインメントが15日、株式上場を果たし、時価総額1兆900億円(上場当日)を記録した。社員数およそ300人、所属アーティストはBTSのみだが、去年の営業利益は日本円にして90億円8967万円。これは韓国の大手芸能事務所3社を合計した79億728万円を上回っている。
BTSは2013年に「NO MORE DREAM」でデビュー。曲の壮大な世界観と息の合ったダンスパフォーマンスが人気で、先日行われたオンラインライブでは191の国と地域でおよそ100万人が視聴、熱狂した。先月発表した新曲「Dynamite」がアメリカ3大音楽祭「ビルボード・ミュージック・アワード」のシングル部門で1位を獲得。これは東アジアの歌手としては1963年に坂本九「上を向いて歩こう」以来の快挙となった。
韓国エンタメに詳しいジャーナリストの桑畑優香さんは人気の理由について「ネットにミュージックビデオをそのまま(フル尺で)流したり、SNSでファンと直接対話するというのを長年やっていて、テレビや雑誌の枠を超え、世界中にファン層を持っている」と指摘。
これに対して、NGT48の荻野由佳は「日本のアイドルは成長の過程を楽しむ、見守るイメージ。韓国のアイドルは元から完成した状態でドーンとくる。日本のアイドルは応援する。韓国のアイドルは憧れが多分強いのだろう。その憧れ感で、真似したいなどとなるのでは」などと話し、日韓アイドルの違いを分析した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)
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