10月24日、『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~』act.5が放送され、切ないドラマの内容に注目が集まった。
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同番組は、バラエティの構成だけでなく、映画・テレビドラマの脚本・監督や舞台の作演出、作詞など、様々なジャンルで活躍する放送作家の鈴木おさむ氏が企画。ネクストブレイク期待の若手俳優の男女が、恋愛ドラマの撮影をしながら本当の恋をしていく新感覚の番組だ。スタジオMCを渡辺直美、あ~ちゃん(Perfume)、福徳秀介(ジャルジャル)、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、谷まりあが務める。
“共演者同士の恋愛”という禁断の恋愛に挑むのは、糸原美波(以下:みなみ/24歳)、江野沢愛美(以下:まなみ/23歳)、才川コージ(以下:コージ/25歳)、坂口風詩(以下:ふうた/20歳)、新田さちか(以下:さちか/21歳)、北條慶(以下:けい/22歳)、森田桐矢(以下:トウヤ/23歳)、若林拓也(たくや/23歳)の男女8人。
毎回、配られるドラマの台本は主役のキャストが決まっておらず、メンバーたちは男女でペアを組み、主役の座を目指す。その台本には必ずベッド上でのキスシーンがあり、オーディションで受かった1組のペアだけが実際にキスをすることになる。さらに今シーズンでは、役作りのための共同生活に加え、オーディション前夜、選ばれた1組のペアだけが2人きりでひとつのベッドで一夜をともにする“同棲ハウス”という衝撃のルールが追加された。
ドラマ第3話は、思い出のベッドの上で今はもう会えない彼女を想い続ける男の切ない恋物語。オーディションで演じるのは、男の妄想として描かれるベッドの上でのキスシーンだ。
ふうた&コージペアは、想いが溢れ出るコージをふうたが優しく包み込むような演出で、ラストには、感極まったコージが涙を流し、それをふうたが拭ってあげるシーンもあった。さちか&たくやペア、みなみ&トウヤペアも切ない演技を見せ、スタジオの福徳と小森は「男にグッとくるような台本なんですね」「男が泣くもんな」と感心。
しかし、まなみ&けいのペアだけは涙なしのラブラブなカップルを演じ、最後まで幸せいっぱいの雰囲気で、他のペアとは一味違ったキスシーンを披露した。
オーディションの結果、主役に選ばれたのはまなみ&けいのペア。演技指導の澤田育子先生は、「二人が恋人だったらこういう空気になるんだなというのがでていた」と評価した上で、「まなみさんとけいさんのペアだけがきちんと台本をとらえてた」とコメント。ほかの3組は、あまりにも悲しい物語であることから、男の妄想の幸せな思い出のシーンまで切なく演じてしまったようで、「悲しみを先取りしてしまっている。悲しみの予感がありすぎる」と指摘した。
その後、ドラマ撮影本番。毎年きていた旅先のホテルで亡くなった恋人・まなみとの過去を思い出しながら、ひとりベッドを濡らすけい。泣き疲れて寝ってしまうと、夢の中にまなみの姿が。まなみは、けいの寝顔を見ながら涙を流し、キス。「ずっと好きでいてくれてありがとう。私の分まで生きてね」と伝え、消えてしまうのだった。
切なすぎるドラマの内容には、モニタールームで見守るメンバーも切なげな表情。まなみとけいも「引きずっちゃうね」「感情が止まんなくなっちゃう」と撮影後も役が抜けず、お互いの存在を確かめるように手を握り合っていた。
スタジオメンバーは、「いつもと違うテイストのドラマ」「すっごいよかった」とドラマを絶賛。「先生が言ってたことがよりわかった」「あそこはラブラブなほうがいいな」と、オーディションの評価にも納得の様子だった。