俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#7が、10月28日（水）夜10時～ABEMAにて放送。オーディション合宿7日目に行われた役作りの審査は、主役にふさわしいと思う者に仲間内で投票するという、異例の採点方式が採用された。
▶映像：主役にふさわしいのは誰？仲間内の投票で髙橋祐理が1位に！一方で0票の若手俳優も…
『主役の椅子はオレの椅子』は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」とABEMAがタッグを組んで贈るオーディション番組。若手俳優たちが舞台の主役の座をかけて臨む、オーディション合宿の模様を追っていく。今回の合宿で講師を務めるのは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎。候補者たちは、審査ごとに設けられているポイントが加算されることで評価され、1日が終わる度にランキング最下位の者が脱落していく。
勝ち残った10人に与えられるのは、オリジナル作品の舞台への出演権。さらに、主役の座を勝ち取った者は、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務める映画の出演権も手にすることができる。番組MCを務めるのは、尾上松也、石田明（NON STYLE）、生駒里奈。
仲間同士での残酷な採点…1票も入らなかった候補生は7人
オーディション合宿7日目、短編演劇を演じ終えた候補生たちに、丸尾は驚きの採点方法を発表した。「今回私は君たちのことを採点しない。採点するのは君たち自身だ」。サポートメンバーを含む若手俳優たちは、この日1日の稽古を通して1番主役にふさわしいと思った自分以外の者に、無記名で投票。一票につき20ポイントが、これまでの合計ポイントに加算されるシステムだ。
自分たちで主役を決める。それは同時に自分たちで脱落者を決めることでもある。考える時間を与えられた候補生たちは、一様に苦悩の表情を浮かべ、教室は重苦しい雰囲気に包まれていた。
投票の結果、1位に選ばれたのは髙橋祐理。髙橋はMCの尾上松也が当初から注目していた候補生の1人で、活躍が期待されていたものの、思うように順位を伸ばせず、7日目の総合ランキングで11位だった。そんな髙橋が5票を集め、ついに1位に躍り出た。その後には2位・三浦海里（4票）、3位・曽田陵介（3票）、4位・河島樹来（2票）と続き、1票を得た志茂星哉、園村将司、新美直己、松井遥己が同率で5位に並んだ。
なお、その他の久保雅樹、清水田龍、中三川歳輝、松江大樹、森田力斗、谷津翼、飛葉大樹は0票という厳しい結果になった。
5人目の脱落者は新美直己に決定
続けて脱落者発表が行われた。5人目の脱落者となったのは、7日目の総合ランキングで14位だった新美直己。短編演劇の審査では、実に生き生きとした姿を見せていた新美だったが、候補生たちからの票は1票と振るわず、巻き返すことはできなかった。「新美、もっと早く今日のお前に会いたかったと思う。今日のお前は思い切って演技をしていて、すごく楽しそうだった。演技は楽しい。それを忘れずに頑張ってくれ」。丸尾は新美にそう言葉をかけた。
そして、新美はサポートメンバーとして合宿に残ることを選択。また1人、サバイバルレースから姿を消し、残る候補生は14人となった。
次回、候補生たちは過酷な精神力審査に臨む。『主役の椅子はオレの椅子』#8は、11月4日（水）夜10時～放送。なお、短編演劇のフルバージョンはABEMAビデオで公開中。さらに『主役の椅子はオレの椅子』公式ブログでは、19名の若手俳優が合宿中の心境を赤裸々に綴っている。
