1日に放送されたABEMA『7.2 新しい別の窓 #32』で、稲垣吾郎が直木賞受賞作家の辻村深月氏と対談した「インテリゴロウ」企画の模様が公開。その中で、稲垣が自身の中学生時代を振り返った。
稲垣と話す中で辻村氏は「中学時代は、“子どもの世界”と大人と仕事をする“大人の世界”と、両方知っている中学生だったんだなと思うと、体育館とか教室に忘れ去られた時間とか、稲垣さんの中学時代を書いてみたい」とイメージを膨らませる。
これに稲垣は「あの中学時代の僕って、題材として面白いと思うんだよな」と回顧。「デビューすると徐々に徐々に世界が変わってくるんですよ。あの感覚はすごい不思議でしたね。芸能界に中学生から入ったりすると、一瞬親は反対とかするじゃないですか。でもうちは『どうぞ、どうぞ』。友達とかいなかったし、部活も入っていなかったので。他の稲垣くんで有名な子がいたので、(周囲は)『えっ?稲垣吾郎ってやつウチの学校にいたっけ?』っていう。人前に立つことや目立つことが一番嫌いだった。初めて露出されて雑誌に出て、職員室に雑誌が山積みになったんですよ。先生に呼び出されて『これはお前か?』と。あの日から変わった」と明かした。
これに辻村氏が「そこから稲垣さんという存在をどう見たかで、またみんなにドラマがある。その物語はあちこちに広がるはず」と話すと、稲垣は「周りも変わっていった。すごくわかる」「芸能界に入ってなかったら絶対違う人間になっていたはず。こうやって人と喋ってないと思う。社交的になったよ、ゴロウは」と感慨深げに語っていた。