グリコ・森永事件の実行犯を知る人物に取材成功 『グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人』著者がきっかけを解説
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 31日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され「グリコ・森永事件」の取材を敢行した人物が、事件を綴ることになったいきさつについて語った。

 この日は「グリコ・森永事件の真犯人SP 謎に終止符 意外な真相とは?」と題して、未解決のまま時効となった「グリコ森永事件」について、真犯人と思われるグループと接触、事件の核心に迫ることに至った顛末を記した『グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人』の著者である森下香枝氏をゲストに招き話を聞いた。

▶映像:グリコ・森永事件の真犯人SP 謎に終止符 意外な真相とは?

 森下氏によると本書を書くきっかけとなったのは、こちらも未解決のまま時効となった「福徳銀行 5億4000万円強奪事件」だったという。この事件に関する本を書いたところ、犯行直前まで犯人たちの仲間だったという人物から14枚にもおよぶ便せんが届いたという。

グリコ・森永事件の実行犯を知る人物に取材成功 『グリコ・森永事件「最終報告」 真犯人』著者がきっかけを解説
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 内容は「5億4000万円強奪事件」の実行犯だという「ミイラ男」と呼ばれていた男が「グリコ・森永事件」に関わっていたというもの。「ミイラ男」は会話をする際に「グリコ・森永事件」に関する隠語を使うなどしていたそう。

 森下氏は「5億4000万円強奪事件」のもう1人の実行犯である「サングラスの男」と呼ばれていた男へも取材を実施。別の事件で逮捕をされていたため獄中での取材となり「聞いたことありますか?」と問いかけると、彼も「ミイラ男」が「グリコ・森永事件」の犯行に関わっていたという話を聞いたという。

 「ミイラ男」はこのときには既に自殺をしてこの世を去ってしまっていたため、森下氏は「ミイラ男」の弟にも取材を実施。3者の証言を捜査資料と照らし合わせて本著を書いたのだと、いきさつについて語った。

怨恨?仕手筋?暴力団?グリコ森永事件の真犯人像に迫る
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