ABEMEオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミくんには騙されない』の映像作品上映会が11月2日、TOHOシネマズ渋谷にて開催され、本番組の出演メンバーの中から松永有紗(ありさ)、佐藤ノア(ノア)、染野有来(ゆら)がサプライズで登場した。
11月1日放送の第12話で最終回を迎えた『オオカミくんには騙されない』では、メンバーたちが映像作品の制作に取り組んだ。作品のテーマは「言葉の壁を超えて、世界中の人々に恋することの素晴らしさを伝える」というもの。完成した映像作品は、世界15カ国以上、49名の人々によって審査され、満場一致で合格となった。
▶映像:ノア&ありさ&ゆらは告白成立!話題を呼んだ『オオカミくん』最終回
今回の上映会では、メンバーたちが制作した映像作品がスクリーンで上映されたほか、女子メンバー3人による舞台挨拶も実施。映像作品を撮影した際の裏話や、告白が成立した男子の胸キュンポイントなどについて、トークを展開した。
前日に放送された最終回を観た感想を問われると、ノアは「違う人の物語を観ているみたいな感じです。これ私?みたいな。面白かったです」と照れ笑いを浮かべつつコメント。お互いの告白シーンは放送で初めて観たそうで「キュンキュンしちゃった」と3人そろって声を弾ませた。
1人1人が主人公を務めた映像作品の見どころについて、ノアは「物事が角度によって変わる、みたいな感じのメッセージを込めて。例えば最初は冷たそうな人でも違う角度から見たら優しく見えるよ、という意味を込めてみました」と説明。
ありさは遠近法を使い、自分の体が小さくなっているような映像を制作したが、何回も撮り直し苦労の末に完成したそう。「皆さん『不思議の国のありさ』みたいに言ってくださっているんですけど(笑)、遠近法が本当に大変だったんです。みんなが協力してくれてできた作品」と、大変だった撮影を回顧した。
一方、ゆらが制作したのは、夢の中を描いたファンタジー色の強い作品。司会者から「視聴者からすると『どうやって撮ったんだろう?』と不思議に思う作品でしたが」と言われると、「ずっと私は寝っ転がっていましたね(笑)」とゆら。撮影の翌日は3人とも筋肉痛になったそうだ。
続いて、映像制作で1番思い出に残っていることを聞かれると、ノアはひとみ(中澤瞳)が主人公を務めた作品の撮影が、特に印象深かったと回答。「ひとみちゃんは最初マサ(Masafumi)を選んだじゃないですか。私が脚立を支えている上で、よしき(藤枝喜輝)が悲しそうな顔で雨を降らせているんですよ。その悲しそうな顔が一生脳裏をよぎっています(笑)」と話した。
ありさは、カイト(Kaito)が主人公を務めた映像作品の撮影を挙げた。ありさはカイトの作品で相手役を演じたが、事前に誰の作品を撮影するか知らされておらず、衣装を準備していなかったそうで、「ノアちゃんの靴を借りたり、ゆらちゃんのバッグを借りたり、みんなの洋服を着ているので、誰のだろうって想像しながら観ていただけたら」と裏話を披露した。
その後は告白が成立した男子の胸キュンポイントについてトーク。ノアは「恥ずかしい…。こんな公開のノロケ話あります?(笑)」と照れながらも、「日々のちょっとした抜け具合というか、ちょっと天然なところがあって。微妙に会話が噛み合わないのがツボで、キュンポイントでした」と、がく(押田岳)の天然な部分に惹かれたと告白。性格は真逆とのことだが、「自分が持っていない部分に惹かれるのかな」と分析していた。
ありさはカイトと一緒にいる時の「落ち着く空気感」が好きだと言い、「誰かが困っていたら物を持ってあげたり、寄り添ってあげたりするところがすごい素敵」とニッコリ。さらに「いたずら好きなところも面白いなって」とカイトのおちゃめな一面を明かした。
ゆらは「友達からスタート」という条件付きで、そうま(平原颯馬)と成立。「周りを見る目がすごいなって思いますね。私だけじゃなくて1人1人のことを細かく見ていて、表情1つで『今日大丈夫?』とか、読み取ってくれるところが素敵だなと思いました」と語り、幸せそうな表情を見せていた。
映像作品の上映後、ノアが「今まで私たちが長く時間をかけて作ったものなので、改めて観て感慨深いものがありました」としみじみ話すと、ありさも「みんなの笑顔を見ていたらすごい幸せな気持ちになって、この10人だったからこんなに素敵な時間を過ごせたんだろうなと思って」と感慨深げにコメント。続けてゆらも「もう1回この夏やりたいなって思ったのと、みんなに会いたくなりました」と、メンバーたちと過ごした日々に想いを巡らせていた。
『オオカミくんには騙されない』はABEMAビデオにて全話配信されている。
取材・テキスト・撮影:水野梨香
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