俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#8が、11月4日（水）夜10時～ABEMAにて放送。役者力を試す課題として、14人の若手俳優が「自分の好きなもの」について熱く語った。聞く者を惹きつけ1位に選ばれたのは、さまざまな審査で好成績を収めている、あの若手俳優だった。
▶映像：自分が好きなモノを語って人を魅了させる…話術審査で最も上手かった若手俳優は？
『主役の椅子はオレの椅子』は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」とABEMAがタッグを組んで贈るオーディション番組。若手俳優たちが舞台の主役の座をかけて臨む、オーディション合宿の模様を追っていく。今回の合宿で講師を務めるのは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎。候補者たちは、審査ごとに設けられているポイントが加算されることで評価され、1日が終わる度にランキング最下位の者が脱落していく。
勝ち残った10人に与えられるのは、オリジナル作品の舞台への出演権。さらに、主役の座を勝ち取った者は、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務める映画の出演権も手にすることができる。番組MCを務めるのは、尾上松也、石田明（NON STYLE）、生駒里奈。
「入口が間違ってる」速攻やり直しを命じられる候補生も…
オーディション合宿7日目の終了時、候補生たちに出された宿題のタイトルは「俺の好きなもの」。丸尾は候補生たちに向けて「自分の大好きなものについて熱く語ってもらいます。役者は台詞を相手に伝え、心を動かす仕事です。君たちの役者力を見せてもらいます」と語りかけた。
翌朝、宿題の発表は谷津翼から行われた。8日目の総合ランキングでは第3位と、順調にポイントを稼いでいる谷津。「谷津の俺の好きなもの、よーい、はい！」という丸尾の号令に続き、谷津は「あのですね、今日僕が紹介する好きなものは…」と話し出した。
しかし、丸尾はすぐさまストップをかけ、「入口が間違ってる気がする」とピシャリ。丸尾の威勢の良い号令に比べ、谷津の話し方には覇気が感じられなかったのだ。谷津はやり直しを命じられた。そんな谷津に丸尾がつけた点数は、最高50ポイントのところ5ポイント。14人中13位と厳しい結果となった。
最下位は総合ランキング7位の森田力斗だった。人気TikToker・ぽるぽるちゃんを題材に選び、掴みは良かったものの、丸尾は「言葉がどうしても全員の胸に刺さってこない」と指摘。森田は今回の宿題で、わずか2ポイントしか得られなかった。総合ランキング4位の髙橋祐理も8位と振るわず、丸尾は「役者だったらもうちょっと心を自由に動かしてほしい」と改善点を述べた。
絶好調の園村将司、満点を獲得し堂々1位に君臨！
苦戦する候補生が続出する一方で、最高得点の50ポイントを獲得した者もいた。総合ランキングでも2位と絶好調の園村将司だ。今は亡き祖母との思い出や別れの瞬間、祖母が作ってくれた塩むすびのおいしさを臨場感たっぷりに語り、スタジオMCからも「伝わってくる」「絵が浮かぶ」と絶賛の声が上がった。
最後に丸尾は「演技力や表現力はもちろん重要だと思う。でも人に愛される力もとても大切だと思います。嘘をつかないこと、素直であること、誠実であること」と候補生たちにメッセージを送り、宿題の審査を締めくくった。なお、宿題「俺の好きなもの」の全ランキングは以下の通り。
1位（50pt）園村将司、2位（43pt）久保雅樹、3位（37pt）清水田龍、4位（35pt）三浦海里、5位（34pt）中三川歳輝、6位（29pt）飛葉大樹、7位（27pt）曽田陵介、8位（24pt）髙橋祐理、9位（15pt）松江大樹、10位（13pt）松井遥己、11位（9pt）志茂星哉、12位（7pt）河島樹来、13位（5pt）谷津翼、14位（2pt）森田力斗
果たして今回の脱落者は？続きはABEMAビデオにて配信している。
次回候補生たちは、勝ち残った10人が出演する舞台のテーマである書道に挑む。『主役の椅子はオレの椅子』#9は、11月11日（水）夜10時～放送。なお、宿題「俺の好きなもの」のフルバージョンはABEMAビデオで公開中。さらに『主役の椅子はオレの椅子』公式ブログでは、オーディションに参加した19人全員が合宿中の心境を赤裸々に綴っている。
