毎週日曜日よる9時~放送中のダンス・ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEの青春応援バラエティ番組ABEMAGENERATIONS高校TV』。8日は「声優科」特別講師として、声優・梶裕貴が登場。梶のアドバイスのもとGENEが 声優にチャレンジ。キャラクターの演じ分けに挑戦した。

片寄涼太の“少年の声”に梶裕貴が絶賛「すごいハマってた」GENERATIONSが声優に挑戦
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 いろいろな世代の役を演じなければならない声優という仕事。GENEも少年と老人という2パターンの声の出し方に挑戦することに。まずお手本をやってみせた梶。「すみません、落とし物拾ったんですけど」というお題に対して、少年Ver.は「弾んだような」トーン。お年寄りVer.は、「届けることの責任感」や「ものを伝える」という意識をもちつつ、声帯の筋肉が衰え、しわがれる声をイメージしたという。声の出し方のポイントは、「心が動いていないと、その状況というのは自分も入れないと思うので、そのへんは意識したほうがいいのかな」とアドバイスした。

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隼の声の出し方に「お前じゃん!」と猛ツッコミ

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 少年Ver.、老人Ver.それぞれ10パターン用意されたセリフ。どのような状況で発せられたセリフなのかは、自分で考えることに。トップバッターの隼は「あ~~~、まじで塾行きたくね~…」というセリフを選ぶも、少年Ver.だと「お前じゃん!」「隼じゃん!」とメンバーは大笑い。「高校受験のとき」の設定だったというが、小学生という設定で再度挑戦すると、隼は少し高い声でそれを表現。続けて老人Ver.で「トメさん、ワシと一緒になってくれんか?」と言ってみるも、隼の顔はこわばったままで、セリフもぎこちない。梶によれば、「状況を想像することが声をつくる。自分が今どういう環境にいるのか想像するのが大切なのかな」とのこと。

亜嵐は老人のほうが得意?

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 亜嵐は少年Ver.で「ねえ、僕と友達になってよ!」と言ってみせるも、無理に声を出そうとするため、「喉がまじで爆発しそう」と苦悶。老人Ver.では「コラー!!誰だ、ガラスを割ったのは!」と言ってみせると、梶も「昭和感というか、誰もがイメージするおじいさん像にハマっていたような気はします」と役作りはバッチリだったようで、亜嵐は「老人のほうが向いてるかも」と苦笑いだった。

涼太の演技に、梶も大絶賛!

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 そして、メンバーのなかで唯一声優経験のある涼太。少年Ver.で、目をつぶって「お母さんなんか、大っ嫌いだぁ~!」と駄々っ子のような声音でセリフを言ってみせた涼太に、他のメンバーは「いいんじゃない!?」とザワザワ。梶も「おーー!すごいですね、良かったと思います」「声質としても少年というのにすごいハマってたと思いますし」と手放しで絶賛し、「目をぎゅっとつぶってたのも臨場感がありました」と、セリフを言っている間の表情についても評価した。

 老人Ver.では、涼太は「はい、お年玉。大事に使うんだよ~!」というセリフを選ぶも、優しく柔らかい物腰が「おばあちゃんだね」「おばあちゃんや」と、メンバーに女性を感じさせた様子。梶は「前にお孫さんがいらっしゃる感じを想像してたのかな」と言いつつ、「いろいろな声質があって素敵だと思う」と涼太の声質を褒め、「おばあちゃん、引き出しやすい場所にあったのかな?」と分析した。

玲於、クセ強めの“少年”に亜嵐「太ってる子?」

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 玲於の少年Ver.は「お弁当にピーマン入れないでって言ったじゃん!」というセリフ。癖の強い言い方で、亜嵐は「太ってる子?」と想像。玲於によれば“学校で、お弁当の蓋を開けてみた時の独り言”という設定だったとか。一方の老人Ver.は「新聞はいらんと言っとるだろう!」というセリフで、しゃがれ感はバッチリだ。なお、この少年Ver.のセリフ、梶は「家に帰ってお弁当を作ってくれた親に文句を言う」という設定で言ってみせ、状況や解釈によってセリフも全く異なるものになることを実践してみせた。

龍友の“IKKOさん風”に梶がまさかの巻き添え事故!?

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 声優ごっこにハマったこともあるというアニメ好きの龍友だが、少年Ver.の「嫌だ嫌だ!おもちゃ買ってよー!」というセリフは、なぜかIKKOさん風……。メンバーから猛ツッコミが入り、とばっちりで梶も“IKKOさん風”をやらされる羽目になる始末。しかし老人Ver.の「フォッフォッフォ、待ちわびたぞ 勇者よ」というセリフには拍手喝采。梶も「素晴らしい!」と脱帽で、「なんでそんなできたんですか」と不思議がるほど。

 この質問に対して龍友は、「いろんなアニメに、そういう仙人的なキャラいるじゃないですか」と、観たことがあるという経験がセリフのキャラクターをイメージしやすかったと説明。梶も「いろんなものを見たり知ったりして、モノマネから入るっていうのは大事」だといい、「今まで自分が触れてきたものに(そのセリフのキャラクター性が)あるかどうかって大きいと思う。本当にこういうキャラクターいるなっていう感じが(伝わってくる)」と、龍友がそのセリフを上手に言えた理由に納得だった。

裕太、少年Ver.で“女子”の声?

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 裕太の少年Ver.は、「先生~!さっき高橋くんが掃除サボってましたー!」というもの。言いつける感じが、梶は「すごく良かった。友達の女子が言ってそうなテンション感かなっていうのはありましたけど、少年っていう枠に合ってる」と高評価で、メンバーからも「(そういう小学生)いそうだったね」と共感。

 ここで隼が「女子の声ってできるんですか?」という無茶振りをし、見事応えてみせた梶。感動するメンバーに、「声だと限界があるのでニュアンスで」「誇張するのが、実写のお芝居とちがって声だけだと大事なところかもしれない」とコツを解説した。すると裕太は老人Ver.の「イタタタ腰が、イタタタ…」というセリフで、「アガガガガコガギガアア…」と誇張しまくり。いつも何か“やらかす”裕太の、期待を裏切らない言動にメンバー大笑いで、梶も「もうちょっと元の文章がほしかった」とツッコんでいた。

メンディーの熱演の梶も大絶賛!「素晴らしい」

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 最後のメンディー。少年Ver.の「お母さん、どこ行ったの…おかーさーん」というセリフでは、迷子になりながら泣いている子供の姿が浮かぶような迫真さ。思わず涼太が「いいやん」と漏らすほどで、梶も「素晴らしいですね、めちゃくちゃ素晴らしかったです」と驚くほど。「すごいのをぶちこんでくるのかなって勝手なイメージがあったんですけど、純粋に良かったです。素敵でした 声もお芝居も」と、予想外の名演だったようだ。

 しかし、老人Ver.の「な、なにっ!?ワシの畑がっ~~…!!」というセリフに苦戦したメンディーは、もはや何を言っているのかわからない。「難しい、難しい!!」と頭を抱え込んでしまっていた。全員のチャレンジを聴いて、“いちばんうまかった”メンバーは?という問いに、梶は「それぞれ個性があって素敵だった」としたうえで、「片寄さんが経験もあるので素敵だなって思ったんですけど、最後の少年のメンディーさんが素晴らしくて」とメンディーの名演を評価。「だからこそ老人を楽しみにしてたんですけど、ちょっと…」とニヤリとしつつ、「状況を想像しつつ楽しくやってくださったので素敵だったかなと思います」と総評した。

 来週は、実際のアニメ『僕のヒーローアカデミア』のアフレコにGENEが挑戦! 梶がみせた生アフレコの凄さも必見の『GENERATIONS高校TV』は、11月8日よる9時放送。

片寄涼太の“少年の声”に梶裕貴が絶賛「すごいハマってた」GENERATIONSが声優に挑戦
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