映画『水上のフライト』の舞台挨拶が4日都内で行われ、主演を務めた女優の中条あやみ(23)や2004年アテネオリンピック男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治スポーツ庁長官(46)らが出席した。
同映画は、走り高跳び選手としてオリンピックを目指していた藤堂遥(中条あやみ)が、不慮の事故で二度と歩くことのできない身体となり、そんな絶望の中パラカヌーと出会い、希望を取り戻していく姿を描いたヒューマンドラマとなっている。
この日、スペシャルゲストとして登壇した室伏長官は、「それまで(カヌーに乗った)経験がないということで、それに関わらず、これまでやっていたんじゃないかと思うくらい本当にバランスも良くて、本当に素晴らしいシーンになったんじゃないかと思います」と、アスリートならではの目線で中条を絶賛。これを受けて中条は「その言葉をいただけただけでこの映画は金メダルですね」と喜んだ。
同作の主人公が"ドン底から道を切り開くヒロイン"ということから、中条は挫折した時の立ち直り方として「日記にその出来事を書くようにしていますね。後からその日記を見返した時に『私はこの時こんな出来事があったから今の自分があるんだな』という風に思えたりとか、強くなるための経験と思ってその出来事を日記に書いたりとかするようにしていますね」と語った。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)