「持続化給付金セミナー」に注意! ルポライターが詐欺セミナーの特徴を解説
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 14日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、不正受給に関する"詐欺セミナー"の特徴について、ルポライターが解説をする場面があった。

 この日は「給付金不正受給の手口暴露 誰が暴利を得たのか?」と題して、持続化給付金の不正受給をはじめとした公的資金に対する不正の実態について、ゲストに『ルポ 新型コロナ詐欺 ~経済対策200兆円に巣食う正体~』の著者、奥窪優木氏をゲストに招きトークを繰り広げた。

 奥窪氏は、集団で不正受給に関する詐欺を行う組織の「不正受給セミナー」に潜入取材をしたことを告白。名称は「新型コロナ関連 補助金・助成金勉強会」という、一見すると違法性が感じられないもの。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡などで同時多発的に開催されるほど大がかりなものだという。

▶映像:代表が色黒で受付女性が派手?怪しいセミナーの特徴(1時間28分頃~)

「持続化給付金セミナー」に注意! ルポライターが詐欺セミナーの特徴を解説
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 奥窪氏によると、不正受給に関する取材を進めていくうちに、次々と怪しいセミナーの誘いが送られてくるようになったそう。奥窪氏は中でも怪しそうなセミナーに当たりをつけ、参加してみることにしたとのこと。

 セミナー会場として使われたのは、渋谷にある貸し会議室。当初は「まともなのかも」という考えが頭をよぎった奥窪氏だが、マルチ商法などの「怪しいセミナー」には過去にもたびたび訪れたことがあるため、会場に入った瞬間に"におい"で詐欺セミナー特有の雰囲気を感じ取ったそう。

 詐欺セミナーの見分け方について、奥窪氏は「複数人で来場した参加者も席をバラバラに離される」「スマホは電源を切った上でカバンにしまうように指示」「参加者同士の連絡先交換も禁止」といった特徴があると説明していた。

給付金不正受給の手口暴露 誰が暴利を得たのか?
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