俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#10が、11月18日(水)夜10時~ABEMAにて放送。自ら作詞作曲した、自分への応援歌を歌う審査が行われた。
『主役の椅子はオレの椅子』は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」とABEMAがタッグを組んで贈るオーディション番組。若手俳優たちが舞台の主役の座をかけて臨む、オーディション合宿の模様を追っていく。今回の合宿で講師を務めるのは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎。候補者たちは、審査ごとに設けられているポイントが加算されることで評価され、1日が終わる度にランキング最下位の者が脱落していく。
▶映像:歌詞を飛ばしてしまう俳優も…自ら作詞作曲した“自分応援歌”を歌う審査で運命が分かれる
勝ち残った10人に与えられるのは、オリジナル作品の舞台への出演権。さらに、主役の座を勝ち取った者は、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務める映画の出演権も手にすることができる。番組MCを務めるのは、尾上松也、石田明(NON STYLE)、生駒里奈、Hina(FAKY)。
総合ランキング最下位の久保雅樹が1位に浮上
オーディション合宿10日目、12名の若手俳優たちは、前日に宿題として出されていた「自分応援歌」の発表に臨んだ。今回の審査は、いかに自分自身を理解し、歌で表現できるかが評価のポイントとなる。脱落する候補生はあと2名。総合ランキング下位の者にとって、気が抜けない審査であることは言うまでもない。
10日目の総合ランキングで最下位だった久保雅樹は、この審査で1位を獲得。完成度の高いギターの弾き語りを披露し、自分をさらけ出した歌詞と、熱のこもった歌声で魅了した。丸尾も「とても良かったと思います。よく一晩でここまで仕上げてくれたなと思います」と称賛していた。
歌詞を忘れてしまった谷津翼が最下位に…
一方、総合ランキング10位の谷津翼は、歌詞を書いた紙を手に持ったままマイクの前に立ち、初めから自信がない様子だった。丸尾から「紙を持たない方がいい」と言われ、何も見ず歌うことにしたものの、途中で歌詞を失念。谷津は本審査で最下位に沈み、獲得できたのはわずか5ポイントだった。丸尾は谷津に対し、「人前で表現することに対してもっと臆病にならないといけない。中途半端なものを出す怖さ。絶えずそういうものに怯えながら作品を作らないと。怯えるからこそ、それを超えた時の達成感、成長が待っている」と厳しい言葉を投げかけた。
その他の候補生も、思い思いのスタイルで“自分応援歌”を歌唱。髙橋祐理は流暢なラップを披露し、3位に食い込んだ。独特な存在感で注目を集めている飛葉大樹は、ギターの弾き語りでバラード調の応援歌を歌い上げ、6位とまずまずの順位を獲得。MC陣からも「雰囲気出すよね~」と感心の声が上がっていた。「自分応援歌」のランキングは以下のとおり。
1位(48pt)久保雅樹、2位(41pt)森田力斗、3位(39pt)髙橋祐理、4位(35pt)清水田龍、5位(31pt)園村将司、6位(28pt)飛葉大樹、7位(25pt)中三川歳輝、8位(24pt)河島樹来、9位(23pt)三浦海里、10位(21pt)松井遥己、11位(14pt)曽田陵介、12位(5pt)谷津翼
果たして今回脱落するのは誰なのか?続きはABEMAビデオで配信している。
次回、候補生たちは合宿最後の課題「現代版桃太郎」の上演に臨み、いよいよ最後の1人が脱落する。『主役の椅子はオレの椅子』#11は11月25日(水)夜10時~放送。なおABEMAビデオでは、#10で候補生たちが発表した「自分応援歌」のノーカット版を公開中。さらに『主役の椅子はオレの椅子』公式ブログでは、19名の若手俳優が合宿中の心境を赤裸々に綴っている。