水族館のアイドルが放水訓練にチャレンジ。ホースを持つ姿に「悪魔のような可愛さ」といった声があがった。
青いホースを真剣な表情で持つのは、メスのラッコの「メイ」ちゃん。ホースから出る水の先には炎に見立てた赤いコーンが。これは、三重県の鳥羽水族館が秋の火災予防運動に合わせて行った放水訓練の様子だ。
飼育員によると、今回一日消防隊長になったメイちゃんは、「掃除の時にホースを持つことがあったので試してみたところ、消火に成功した」という。ただ、撮影はメイちゃんにホースを持たせるために四苦八苦。消火の瞬間は飼育員がずぶ濡れになりながらなんとか撮影できたということだ。
この動画がTwitterに投稿されると、その可愛すぎる姿が大人気に。視聴者からも「かわいい」「悪魔のような可愛さ」「癒やされるなぁ」といった声があがった。
市民の防災意識を高めたとして、メイちゃんには地元の鳥羽市消防本部から、大好物のイセエビが入った氷の感謝状が贈られた。頑張ったご褒美をもらい、ご満悦なメイちゃん。
鳥羽水族館では、メイちゃんに続きメスのセイウチの「クウ」ちゃんも訓練に挑戦した。この放水訓練については、残念ながら一般公開の予定はないということだが、動画の反響について担当者は「メイやクウをたくさんの人に知ってもらうきっかけとなり、大変うれしく思います」とコメントしている。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)