16日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、マツモトクラブがぼったくり被害にあったエピソードを明かした。

▶︎動画:1時間後で10万5000円 マツモトクラブがボッタクリの被害に
この日は幽霊や化け物が出てこない、人間が引き起こす恐ろしい「ヒトコワ」なエピソードを披露するため、ゲストに芸人のマツモト、岡野陽一、ルポライターの村田らむ氏、グラビアアイドルの吉沢さりぃを招いてトークを繰り広げることに。
マツモトは「キャバクラ」というタイトルでエピソードを披露。およそ7、8年前ぐらいの話で、芸人仲間とお笑いライブ終わりに「新宿で飲もう」という話になったが、お金を持っていなかったためコンビニでお酒を買って、公園のような場所で3人で飲んでいたそう。
始発の時間が近づき新宿駅に行くために歌舞伎町を歩いていると、店への呼び込みをする「キャッチ」の男性に次々と声を掛けられたという。
「お金がない」と断っていたものの、東北なまりのような話し方で声をかけてくる男性が気になったため足を止めると「芸人さんでしたら、今1時間4000円なんですけど、3000円でやらせていただきます」と言われ、相手の素朴な雰囲気から「だましているわけがない」と思い、いい経験だからと1時間だけ飲むことにしたという。
すると、1時間後に渡された伝票には「10万5000円」と書かれており、マツモトたちは驚愕。結局大金を払うことになり、マツモトは「あの東北なまりの人は騙そうとしていたの?」とショックを受け、悔しさのあまり涙を流したのだとか。
3人は手持ちのお金がなかったため、他の芸人の知り合いに連絡を取ってお金を立て替えてもらうことに。お金を持ってきてもらうのを待つあいだ、キャッチの男性に興味を持ったというマツモトは「夢とかありますか?」という問いを投げかけると「自分音楽やってるんで、いい歌作って売れたいすね」という答えが返ってきたそう。
そこでマツモトは「売れねえ、売れねえよ」と一喝したという。「言ってやりました」と話を締めくくると、スタジオは爆笑だった。
その後について、井戸田潤が「面影を覚えているかわからないですけど、それっぽいミュージシャンは世に出てきました?」と尋ねると、マツモトは「出てないはずです。売れてないと思います」と答えていた。

