11月23日放送のABEMA「給与明細」では、有名人や多くの女性から圧倒的な支持を集めるカリスマ彫師・美漸さん(35)のタトゥースタジオに潜入。テレビ初となる密着取材を敢行した。
彫師歴16年の美漸さんは、もともと学生時代から絵を描くことが得意で、19歳のころに親の反対を押し切って刺青の世界へと入っていったという。その後26歳で独立すると、これまで数千人以上ものタトゥーを刻んできた。現在は東京・中目黒にある2LDKのマンションの一室で、自宅兼タトゥースタジオ「BIZEN ART」を運営している。
一般的なタトゥースタジオの顧客は9割が男性だが、美漸さんのスタジオは客層の男女比がちょうど半々だそうだ。「僕のところは女性のお客さんが多くて、有名なキャバ嬢の方とかモデルの方が来てくれているんです。それでさらに女性の方が『彫りたい』と思って来てくれることもあって」。美漸さんは自身のInstagramで彫ったタトゥーを公開しており、それを見たフォロワーが客としてDMで予約する。そのため、女性客が気軽にアポイントメントを取れる仕組みになっているのである。
予約は1年待ちで、月収なら160~200万円を稼ぐほどの人気ぶりだが、顧客がスタジオに来てからヒアリングを行った結果、タトゥーを彫ることを中止することもあると美漸さんは語る。「内容によっては、いろいろ話をしてから『それならまだ入れない方がいいよ』って止めることもあるんです。その人の人生を預かっていますからね。友達に止められても、親に止められても、ここまで来たら彫るしかないってなるじゃないですか。最後に止められるのは彫師しかいないんです。なので、しっかりと話をしないといけないと思っています」。
そんな美漸さんは「とにかく刺青を入れて悪いことをしている人がどんどんいなくなればいいですね」「テレビとか雑誌でも(タトゥーが)普通にOKになればいいんですけどね」と心境を明かした。今後の目標については「世の中のタトゥーのイメージを変えていきたいと思っているんです。メディアやSNSを通じて、世間に良い意味でタトゥーが知られたらなと思っているんですよ」と語った。
(ABEMA/給与明細より)
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