11月27日に公開される長編アニメーション映画『君は彼方』。声優を務めた女優の松本穂香(23)と、俳優の瀬戸利樹(25)にインタビューを行った。
本気で努力することや面倒なことが苦手な高校2年生の「澪」は、幼馴染の「新」のことが気になっているものの、気持ちを伝えることができず、微妙な関係を続けていた。そんな澪が新への気持ちを伝えるため、ある出来事をきっかけに自分と向き合い、成長していく姿を描いたこの映画。
主人公・澪の声優を務めた、今年主演作品の公開が続く人気女優の松本。「私は2度目の声優だったんですけれど、今回監督が、声優がどういうものなのか、どういう声の出し方がいいのかとか、いろんなお話を熱意をもって伝えてくださったので、(前回声優をやったときとは)違う気持ちでやれましたね」。
そして幼馴染の新を演じた、『仮面ライダーエグゼイド』などで注目を集める、実力派の若手俳優の瀬戸。「声優初挑戦だったんですけど、収録に入るまですごく不安だったので、監督に個人レッスンを受けさせてもらって、作品に臨みました。役者とはまったく別ものだと感じました」と感想を話した。
この作品で高校生を演じた松本と瀬戸。自身の高校時代について、松本は演じた役柄と同じように自分に自信が持てず、努力が苦手だったと振り返る。「バイトとかもすぐに嫌になっちゃったりしたり、部活とかも続かなかったりとか。結構そういう、自分はダメなんだなと思いながら過ごしていることは多かったですね」「演劇部に入ってから、自分でも続けられること、頑張れることがあるんだな、というふうにそこで初めて思いました」。
そんな松本の一方で、瀬戸は「高校の時は結構、スカしてましたね(笑)。クールでいればカッコいいだろう、みたいな感じで」「文化祭とか、そういうものをみんなで協力し合って作り上げたものを喜び分かち合う、みたいな。ああいうのを、正直高校の時は経験していないので。(高校生活を)やり直したい気持ちは強いですね」と明かした。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)