「ナスD大冒険TV」で配信中の「1人ぼっちの無人島0円生活~巨大鮫が眠る島 編~」の中で、ナスDの口からサメに関する豆知識が飛び出し、お笑いコンビ・バイきんぐの2人を驚かせた。
【映像】サメが海面の生き餌を捕食する瞬間、ナスDは「恐怖心よりも…」
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー。数日間にわたる取材を終え、ナスDが帰国すると、今度は無人島へと直行し“1人ぼっちの無人島0円生活”ロケを敢行。バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人がこのロケの様子を見守る。
キャンプ好きで知られる西村は、もともとナスDの番組をよくチェックしていたとのこと。今回の番組でもナスDのサバイバルに関する知識の豊富さには強い感心を示している。収録現場にはVTR中に「ヤバい!」「いいね!」と思ったら押す「ヤバいいね!カウンター」が置かれているが、西村は「意外と押しちゃうんだよね。『うわっ、ヤベぇことやってるな』と思ってつい連打しちゃう」とコメントしていた。
無人島生活2日目、ナスDは比較的穏やかな状態の海で、サメを釣るための餌を獲得することに。まず釣れたのが「イシガキフグ」。ナスDは「フグの仲間なんですけど、無毒なんです。針が硬くて調理には向いてないので、ほぼ流通されていない。無毒とはいえ、内臓を取り除いてから唐揚げにするとおいしいです」とさっそく豆知識を披露していた。
(※フグ調理師免許がないと調理できません。)
それから「ミツクリザメ(和名)とかいう、サメがいるんですけど、英語では悪魔のサメ(Gobilin shark)と言われています。本当に悪魔のような顔してるんです。そんなサメがなぜ、和名:ミツクリザメかって言うと、海洋生物学の博士、箕作(みつくり)博士が獲ってからミツクリザメと名付けられたんです」とサメに関する豆知識も披露すると、西村は「勉強になるわぁ」と言いながら、「ヤバいいね!カウンター」を連続で押していた。
続けて、ナスDいわく“水族館でしか見ることができない魚”の「ハタタテダイ」の捕獲に成功。これについても「長く伸びた背ビレが旗を立てているように見えることから、ハタタテダイと呼ばれます。結構、縄張り意識が強い魚で、同じくらいの大きさの魚が入って来ても、威嚇して攻撃することがある。身はきれいな白身で刺身にすると旨味があり、おいしいです」と解説すると、小峠も西村も「なんでこんなに色々知ってるんだ」と驚いていた。
すると突然、同行しているスタッフに対し、「サメ肉は高タンパク低カロリーで、シャークフードと言われてます。そんなサメ肉ばかりを食べ続けて世界一になったチャンピオンが居るんです。誰だと思います?」とクイズを出題し始めるナスD。それから、「陸上選手のカール・ルイスはサメばっかり食べていたんですよ」と、五輪通算9個の金メダルを獲得した陸上界の伝説、カール・ルイス氏についてのエピソードを話し始めた。
ナスDは「栄養価の高いサメ肉は老人ホームでも導入を検討されているくらい、世界的に見直されている食材。当時はサプリが無かったから、カール・ルイスは毎日サメを食べていたんですよ。カールには毎日通っていたレストランがあって、そのレストランでは今でもカール・ルイスが食べてたサメの料理は食べられるんです」と説明。
饒舌に話すナスDを見た西村は「えぇ、知らなかった! へぇぇ!」と反応し、「ヤバいいね!カウンター」を連打。番組終了後、小峠の「ヤバいいね!カウンター」は32だったのに対し、西村はまさかの258を記録していた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)