11月28日より順次放送中のアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第9話は、魔法使いの少年・ポップ(CV:豊永利行)の成長が描かれたエピソードだった。
前回の第8話では、クロコダイン(CV:前野智昭)が百獣魔団のモンスターたちを率いて総攻撃を仕掛けてきた。クロコダインがダイ(CV:種崎敦美)に向けて最強技・獣王痛恨を繰り出す場面もあり、その大迫力の演出に、ファンも「痛恨撃の火力エッッッッッグ!」「凄まじい威力」「グランドクルス級の描写になってる!!」と大興奮だった。
▶映像:クロコダインが最強秘技・獣王痛恨を繰り出すシーン(21分頃~)
第9話「ひとかけらの勇気」では、そんなダイとクロコダインの激しい戦いが決着を迎えた。クロコダインとの激闘の中、絶体絶命のピンチに陥ったダイたちの元に駆け付けたのは、なんと逃げ出したはずのポップだった。ポップがクロコダインの目を欺き、魔を清める呪文・マホカトールを繰り出す展開もあった。
臆病なポップが勇気を振り絞る姿は、視聴者の胸を熱くさせたようだ。Twitter上では「俺らのポップの勇気が第1覚醒!!」「やっぱポップは熱いなぁ」「どんどん成長していく姿は本当に尊い」「ポップの勇気にひたすら泣かされる回でした」といった声が続出したほか、番組公式ハッシュタグをはじめ、「クロコダイン」「マホカトール」「アバンストラッシュ」といった関連ワードが続々とトレンド入りを果たした。
第9話「ひとかけらの勇気」
【あらすじ】
クロコダインの獣王痛恨撃により大きなダメージを受けたダイ。ダイを救おうとするマァムもまた妖魔司教ザボエラが操るあくまのめだまによって縛り付けられてしまった。その様子をニセ勇者パーティーの魔法使い・まぞっほに見せられたポップだが、それでも恐怖心に打ち勝てず動けないでいた。そんなポップに、まぞっほが語りかける。「胸に勇気のかけらが一粒でも残っているうちに早く行け」と。その言葉に背中を押されたポップは、ついに城に向かって走り出した。クロコダインがダイにとどめを刺そうとしたそのとき、ポップが大広間に到着した。恐怖に震えながらも、クロコダインに立ち向かっていく。クロコダインの硬い身体でポップのマジカルブースターの宝石部分が砕かれてしまうが、それはポップの作戦だった。ポップはそのかけらで魔法陣を作り、マホカトールを発動する。彼の狙いは、ブラスを邪悪な意志から解放し、ダイが思いっきり戦えるようにすることだったのだ。その思いに応えるようにダイは再び立ち上がる。額には竜(ドラゴン)の紋章が浮かんでいた。ダイとクロコダインはそれぞれの最強技で激突。戦いを制したのはダイだった。敗れたクロコダインは卑怯な策に手を染めたことを悔い、ダイの強さと、ポップの勇敢さを讃えるのだった。
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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