コロナ禍で東京・渋谷のハロウィンはどのように変化したのだろうか。11月30日に放送されたABEMA「給与明細」では、ハロウィン当日の渋谷の様子を調査。若者たちが渋谷に集まる理由を探った。
例年ハロウィンになると大勢の群衆が押し寄せることで知られる渋谷のスクランブル交差点。今年はコロナ対策で渋谷区が来訪自粛を呼びかけたこともあってか、午後6時時点では仮装している人の姿はほとんど見当たらなかった。だが午後9時半頃には来訪者が急増し、昨年ほどではないものの、街中は仮装する若者たちの姿であふれかえっていた。
コロナ禍で来訪自粛が呼びかけられている中、なぜ若者たちは渋谷に集ったのだろうか。花嫁に扮した18歳の専門学生の女性は「コロナだけど土日だし。興味持っちゃって、来てみた」と説明。人気キャラクター・ミニオンの衣装を身にまとった27歳会社員の男性は「今年は迷ったんですけど、行って誰か幸せになる人がいればいいかなと思って。叩かれるの覚悟で来ました」と打ち明けた。また奇抜な仮装をした調理師でYouTuberの21歳男性は、手指を消毒するハンドジェルを持ちながら「俺が渋谷に来た目的は、1人でも多くの人を助けるため。アルコール消毒をかけて、コロナ予防をしてもらう」と語った。
他にも、メイド姿の18歳大学生は「自己責任ならいいんじゃないかな」と主張。ポケットモンスターのキャラクターに扮した28歳派遣社員の男性は「自粛も大事だけど、こうやって騒いだりして経済を回すのも大事だと思う」と渋谷に来た理由を説明した。さらにカボチャの被り物をした38歳会社員の男性は「もし渋谷の3密状態で感染するのであれば、満員電車に乗ってる人みんな感染してると思うので、全然気にしてないです」と持論を展開。またカンフーの格好をした年齢非公開の学生は「いつ死ぬかわからないし、楽しめる時に楽しんでおいたほうがいいんじゃないですか。コロナじゃなくても死ぬかもしれないじゃないですか。明日事故に遭って死んじゃったとか。だったら今日遊んでおいた方がいい」と意見を述べた。
(ABEMA/給与明細より)
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